第28話 〜個人戦〜
————5本放つ
『弓術 5級』でも不可能な、5本同時発射を『我流 弓術 弐の型』は可能にする。
「キュイン!?」
球体型のロボットはどちらを優先的に守ればいいか分からなくなるが、こここまでが月詩の予想通り。ここからロボット達がどういう風に動くかが肝心である。
「やっちゃえー!」
1体1といってもこちらは連携ができる。連携を武器にロボットに挑んだのだ。
ロボット達のHPはたった1。何かに当たっても死んでしまうのに加え、球体型のロボットがどちらを選んでもどちらかは死ぬが、その考えは、甘かった。
「なははは。やっぱりあるよね〜」
無難の魔法は三角形のロボットの特殊な色を放つ、刃の1つに斬られた。
「うっわー、本当に跳ね返すんだ」
傘比の弓矢は高速に移動した球体型のロボットに弾かれてしまう。
「これで、倒せてたら最高だったけど」
三角形のロボットの無数の刃にはやはり、魔法を斬る刃が、混じっていたのは、当たり前に予想はできていた。淡い可能性を信じ、かけてみたが失敗だったと、月詩は予定通り第2のプランへと行動を変更させる。
「キュイイイイイイイイイイイィィィィィィンンン!」
三角形、球体型のロボット達が、危機的状況に陥ったと感じ、六角形のロボットの側面が開き出した。側面から、無数の銃口を出し無難と傘比に向け始める。六角形のロボットの無数の銃弾を傘比、無難に撃たれたら2人は対処出来るはずがない。
「予定通り、プランBで!」
しかし、この負け不可避を勝ち確にするにはどうするか?
そんなものは簡単だ。月詩の職業は何か? 不可能を可能にする《錬金術師》だ。
「上級錬金術『鉄の壁』!」
この広すぎるルームに月詩は天井まで届く、鉄の壁を創り出す。
「キュイン!?」
先程の戦いで傘比と球体型のロボットを近づかせ、また無難と三角形のロボットも近づかせた。月詩の考えた今回の作戦の肝。個々の有利な場面にさせ、ロボット達の連携を止めさせる。ここからは本当に個々の力で、それぞれのロボットに勝たなければならない。
誰かが死ねば誰かの負担が増える。
「「「だけど、負ける気がしない」」」
負けるという未来はこの3人には見えていない。
不利な相手でも勝ちを見すえられている3人は、誰よりも強い。
「「「戦闘の開始だ(よ)(ー)!」」」
またもや、3人の声が合わさり、本気の戦闘が始まる。
1時に投稿させて頂きました!
眠からもう寝やす!




