第20話 〜襲撃〜
無難は月詩が目の前のウルフに専念した時、ちょうど4体のウルフを倒した。
「『風溜める体』チャージ完了。『風溜める体 解除』!」
無難は魔法『風溜める体』を解放した。
これは無難の現在のレベルで出来る最強の魔法。『風溜める体』を使うと全身の俊敏さは落ちるものの、解放をすると風を纏い今まで以上の速さを得る。
「ふんっ!」
傘比に襲いかかろうとしたウルフ2体の首を、華麗に切り落とす。あと5体、月詩に対抗心を燃やす無難は月詩より早くウルフを倒すと決意する。
そこからは早かった。言葉では表せないような綺麗な舞。月詩が最初、双剣で戦っているところを見た時にはこんな軽やかな動きは出来てなかった。
無難の今の動きができたのは、昨日の夜。月詩と喧嘩して別れた時。
あの後、密かにログインをし、そこら中のモンスターを双剣で殺しまくっていた。
無難の軽やかな動きと綺麗な舞に、居合わせたプレイヤー達は目を奪われた。
プレイヤーが見た情報は、攻略情報ページにものってるほど。
そう、運営が認めるほど彼の剣術が素晴らしいものだったのだ。
「ワフッッッッ!?」
1匹死亡。止まらない。
そして、2匹死亡。彼の剣術の上達は早い。いいや、早すぎた。昨日のロボット戦の未熟すぎた剣術は上達し、それは上級プレイヤーとほぼ一緒の剣術。
「『電気の痛み』」
無難が使用する魔法は風魔法、雷魔法を主に使う。この世界では全ての魔法を覚えられるが、それは途方もない苦労を伴う。魔法を使用するには魔法の書を使用し覚えるか、ダンジョンの報酬、クエストなどから覚えられる。
っが、魔法の書の値段は高く、そしてクエストの難易度は高く、100レベルで行われる職業の昇華を、より良くするには、魔法の種類を2個か3個選ぶ必要がある。
風魔法はスピード用に。雷魔法は主に攻撃に。今、双剣で攻撃しているからこそ、魔法の攻撃はウルフ達の思考には無いのだ。
「キャインッッッッッッッッ!?」
1匹死亡。残るはあと1匹になる。ナイフを投げ、ウルフを殺す。ここまでの時間、ちょうど7秒。
「すごーーーーい! すごいよ無難くん! 見直したよーーー!」
傘比は圧倒的すぎる無難のプレイに感激を隠しきれず、未だに月詩の戦闘が終わっていないというのに、無難に抱きつこうとする。
これが天然なのだから怖い。
「ッッッッッッッッ———————————!?」
——瞬間
謎の者の刀が無難へと抜き放たれた。
無難は華麗に避け、ナイフも次いでに投げる。
ナイフを謎の者は、軽々と弾き返す。無難の投げナイフは、初見殺しの技だ。
「......なのになんで、防げるんだよ」
あたかも分かっていたかのように弾き返すその姿に、無難はウルフとの戦いを見ていたと確信する。
「わーお、避けられちゃった」
イレギュラーというものは次々に起きるものだ。
今もそうだ、戦いなど終わってなどいなかった。
ウルフよりも強い者が目の前に現れた。
「あっはははは〜、すごいねー。今の攻撃を避けてすぐさま攻撃……流石、元世界1位の拳銃の悪魔」
これから怒涛の鬼滅の刃が始まります……なんで鬼滅の刃って出来たんや! いやいいけど! 寄せてるつもりないけど、刀のキャラクター出るだけでちょっと似ちゃう!まぁ……しょうがないかな……。
ってなことでもしかしたーーら1時にも投稿させていただきます!




