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第16話 〜戦闘〜

 月詩達は、傘比を戦闘に慣れさせるため、サイミ森林の次にレベリングに向いているミーミ森林に来ていた。


「弓を使うにあたっての——」


 喋りながら戦闘の基本を傘比に教え込んでいる中、目の前でちょうどプレイヤーとゴブリンが、戦っていたところに遭遇した。


 プレイヤー達の邪魔をしないように、木の裏に隠れながら、あの動きをするとこうだとかと言って。傘比に知識を入れていた。


 だが、問題は直ぐに起きてしまった。


「私達は3人パーティだから少なくとも、最高7体の相手が精一杯。だから。もしも8体以上の魔物と戦闘になったら逃げるか、頑張って戦うかそれしかないんだよね」


「へぇ〜」


「でも、普通モンスターはそんなに大所帯で居ないから大丈夫だよ。8体以上に出くわすなんて相当、運悪いから」


「普通に考えたらリンチみたいなもんだし、当たり前か〜」


 大体の戦闘の仕方を教え、目の前のプレイヤーの戦闘をまた見ると、ゴブリンはあと一体になっていた。前衛職の人が剣を振りゴブリンを殺す。


「あの前衛職の人がいい活躍してたね〜」


 戦闘が終わって、傘比にも勉強にもなり「じゃあ、今度は私たちが戦う番だね」といい、その場を立ち去ろうとした時——


「お、おい! なんだよあの大軍!?」


「くるな! くるなあああぁぁぁぁ!」


「ワウウウウウウゥゥゥゥゥゥッッッッ!」


「あ、死んだ」


 ミーミ森林でスポーンする最強のモンスター、ウルフ。ウルフは高い敏捷性で目の前の4人プレイヤーを直ぐに、殺してしまった。


 殺した時間、僅か5秒。圧倒的な光景に傘比は驚きまくり、無難と月詩は冷や汗をかく。


「……こっちみてない?」


 獲物を仕留めたウルフは、月詩達の方を見ていたが、それ以上に驚いたのはウルフの数だ。


 その数、約20体


「あはははは〜。フラグ回収……早過ぎない?」


 異常すぎる目の前の光景に月詩は引き笑いをし、先程教えられた定義の数を超え過ぎている、敵に傘比は体を震わす。


 そして1人だけ、この絶望の中……笑ってる無難。


 これはミーミ森林史上、有り得ないこと。


 月詩は目の前の敵の数の理由を見つけようとするが、分からない。理由が分からない。

 この世界は常識が通用しないと言っていた。それがもう起きた。


「あはははは。やるしかないね」


 1つ分かることは、レベルが低い傘比の速さでは逃げてもウルフ達に追いつかれてしまう。


 ならばやることは1つ——


「……戦うぞ!」


はい、投稿した後に後書きを書いてる犬三郎です!


ちょっとこの先の展開、マジでいいですよ!


いい展開ができたな〜と自画自賛してます。ノリのって1万文字も書いてしまいました!

初めて1万文字連続的に書きましたよ〜、まぁ今回もウルフなんですけど……前作でもウルフ、今作でもウルフ……ウルフ書きやすいし動きがあって戦闘に華が出るから!



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