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第14話 〜チート〜

 有り得ない……こんなことは有り得ないのだ。

 弓術を一切覚えていない人がこんなことを。しかも、偏差射撃も必要なこの世界で通常の魔物より小さい、的を当てることなど有り得ない……のだ。


「ねぇ傘比、体の調子とか動かしてみてどんな感じ?」


「あーなんか凄い動きやすいんだよね〜。私が思ってる動きが出来るって感じ」


「なるほど……」


 月詩は、1個の仮説の信ぴょう性が出てきた。傘比は昔から、自分のしたい動きが出来ないと、いつも嘆いていた。


 それは運動音痴が誰でも言う言葉。軽く聞き流していたのだが、もしも……もしも、傘比は普段は人間ができる以上の動きをしようと試みて、いつも失敗に終わっていたら……。


 現実の人間ができない事ができるこのゲームの世界では、傘比は化け物になるかもしれない。


「ははは……私の周りの人ってチートしか持ってないじゃん」


 この仮説が本当に合っているとしたら、傘比は強くなる。現時点でも200メートル先の獲物を殺せるのだから。


 しかも、弓術を未だに覚えていないのに、これは正しくこのゲームにおいての天才。いや鬼才だと月詩は確信する。


「おおお! すごーーーーーい!」


「どったの?」


 考察に考察を固めていた月詩は、傘比の天真爛漫の声と、またもやぴょんぴょん跳ねる傘比を見る。


 あ、先程入ってなかったがおっぱいが揺れるというのは非常に趣深い光景だ。


 今のうちに脳裏に焼き付かせておこう。


「スキルが手に入ったらDEXの値が10倍なったよー!」


「う、うん?」


 脳裏に焼き付いている暇はなかった。スキルが手に入って、DEXの値が10倍になった?いやそんなことはあるはずがないだろう。そこら辺に売ってる本の、チート転生みたいなことを言い出した。


「あ、でも月詩が言ってたスキル名と違うな〜。えっーと『我流 弓術 壱の型』ってやつ覚えた〜。えーなになに、自動追尾機能だって! すごーーーい!」


「ふぇ?」


 いや……う、うん? 『我流 弓術 壱の型』?


「あ、あと職業も変わった!」


「ふぇふぇ?」


 職業も変わった? ううううう、うん?


「えーっと《漆黒の射手(ダークネスアーチャー)》だって! えーー、厨二病ぽくてなんか嫌〜」


「ふぇふぇふぇ?」


「あーっ! あと称号も貰えた! 【絶対全的の命(ソウルブレイカー)】だってーー。へぇ〜すご」


「ふぇふぇふぇふぇふぇふぇ?」


「このゲームって面白ーーーい!」


「ふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ?」


「月詩、ふぇふぇふぇってさっきから何言ってるの?」


 先程なら有り得ないことしか起きておらず、月詩の脳の処理が追いついていない。職業が変わったなどというのは有り得ない。


 この世界は100レベル毎に職業が変わる物。目の前の人物はそれを塗り替えした。


「ふぇふぇふぇ……い、いや落ち着こう。……この世界の常識って……。いや、この世界には常識がないんだった……。えっと……あれ? 私がおかしいの?」


 月詩はこの意味不明を解明しようとしたが分からない。考えれば考えるほど分からなくなってくる。


「あ、ちょっとこのスキルどうやって使うの?」


「あ、それはですね。そのスキル名を言い、発動とかONとかそういう事言えば出来ますね」


「なんで敬語になってるの? じゃあ『我流 弓術 壱の型』発動! そして弓矢をぴょーーーん!」


 傘比は弓矢を放つ、すると……


「わぁーーーーー! 止まらないよーーーー!」


「ふぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」


 周りにいるスライム達の核に的確全て当たり、周りのスライム達をどんどん倒していく。

 そこにちょうど今、着いた無難はこの光景を見てこういった。


「…………何やってんだあいつら」



 剣と魔法と失われた技術(ロストテクノロジー) 攻略情報 最新情報掲示板 5


 7 2名前:名無しのプレイヤー

 プレイヤーの初期スポーンの街の草原でえげつないもの見てしまったw


 7 3名前:情報屋

 お? どんなもん見たんだ?


 7 4名前:名無しのプレイヤー

 情報屋さんどんな所でも居ますねwwww


 7 5名前:情報屋

 当たり前だろ、それが情報屋ってもんだよ! それよりどんなもんを見たんだ?


 7 6名前:名無しのプレイヤー

 それが初期リスポーンの街の草原で縦横無尽に飛び回る、弓矢を発見したんですよ


 7 7名前:情報屋

 ほう。それは興味深いな、近くには誰がいたか分かるか?


 7 8名前:名無しのプレイヤー

 それが初心者であろうプレイヤーが1人、男性プレイヤーが1人、女性プレイヤーが1人居ました。その初心者プレイヤーが射手でしたよ


 7 9名前:情報屋

 そいつがやっとは考えづらいけどな。初心者なんてスキルを一朝一夕には覚えられないからな


 8 0名前:名無しのプレイヤー

 そうですよね。だけどそいつらしか周りにいなくて


 8 1名前:名無しのプレイヤー

 なんだよその情報www

 信じない方が身のためっすよ情報屋さん


 8 2名前:名無しのプレイヤー

 俺は本当に見たんだって! お前も見たら驚くからな!


 8 3名前:名無しのプレイヤー

 へぇ〜そうなんだ(憐れみ


 8 4名前:名無しのプレイヤー

 俺は自分の目で見たものしか信じないんだぁぁぁぁぁぁぁぁ


 8 5名前:名無しのプレイヤー

 情緒不安定で草wwww


 8 6名前:情報屋

 >>8 0

 その後、その初心者達がどこいったか分かるか?


 8 7名前:名無しのプレイヤー

 分からないっす。もう俺、別のところにいますしw


 8 8名前:情報屋

 そいつの場所が分かったなら、10万ゴールド支払ってやる


 8 9名前:名無しのプレイヤー

 ぶふぇあ!? マジですか!? それだけで10万も!? すぐやります! すぐ見つけますぅぅぅぅぅ!?


 9 0名前:ブレイブ

 情報屋さん、これまた大層な事を。そいつに何か価値でも?


 9 1名前:名無しのプレイヤー

 うわ、ブレイブさんだ!? やば、本物かよ!?


 9 2名前:名無しのプレイヤー

 いわ!? マジか……やべぇな!ww


 9 3名前:名無しの興奮しがちなプレイヤーJajsjsjisgansjizjzhsushjauavjajsgshksdiqooqodiydbsksidyjwjsyshsjisushjdidhbsjsushshsjjshshsn!?


 9 4名前:情報屋

 それは教えられないな


 9 5名前:ブレイブ

 流石、情報屋。秘密主義ですか


 9 6名前:情報屋

 でも、大金を支払ってくれれば渡せる情報だぞ?


 9 7名前:ブレイブ

 いえ、遠慮させていただきます。私にはそれほど高価な情報だとは思わないので


 9 8名前:名無しのプレイヤー

 何だこの会話……かっけぇなww




明日は投稿を休むかもしれません!


まぁそんなことはどうでもいい。完璧に戦闘シーンに行き詰まっている。つらたにえんです。

いや双剣の戦闘シーンの書き方どうすへばええん?


まぁ何とかやります! 今日も読んでくれた方ありがとうごさいます!


by これから感謝を伝えようと決めた犬三郎

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