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戦争の影響

 いつもお読みいただきありがとうございます。

この話から段落ルールを少し変更しました事を報告させていただきます。

「はー、今日も良い天気だ」


 俺は今日も空を見上げる。

先の招集に端を発した依頼は、不本意ながらも打ち切りとなった。


 理由は戦争。


 そう、どうやら今年は戦争が行われそうなのだ。

 ゆえに救援隊の面々は対応に迫られ、俺達ヴィーゼヌ領救援隊に同行していた請負人はハルスニアへの帰投を以って依頼終了、解散となった。



 今はハルスニアへ向けて帰投中で、今日にも到着する予定となっている。

ただ、予定は予定。俺達と同様に帰投中の者達で形成された長い列が出来ており、渋滞中なのだ。もうハルスニアは見えているのに。

 渋滞でちっとも進まない俺達の話題はもちろん、戦争について。


 請負人と戦争は身近なものだ。基本的に俺達は雇われて戦争に行く。

 雇うのは徴兵された者が代理人として雇ったり、領軍のかさ増しとして雇うのがメインだ。

もちろん一般人には決して安い金額ではないがな。


 俺は参戦した事は無いし、この依頼が終わった後参戦の意思があれば再雇用してくれるらしいが、辞退し、基本報酬を受け取って終わりにしようと考えている。



 戦争はシンプルだ。

 守れなければ負けで奇襲が奨励されている。まぁ国規模で戦う場合は戦費調達やらいろいろ準備に時間が掛かるので相手国にばれるがな。だから大概はばれて正面衝突する事になるが、そうなればテキトーな頭を用意して突撃ーの合図で、あとは各々好き勝手やったり、捕虜って身代金を取ったりするだけだ。


 全体の纏まりなんてものは無い。基本は領軍か派閥毎に行動し領主もしくは今戦争領軍最高責任者が討たれたり捕虜られたらその部隊の負け。

 もちろんテキトーな頭を討たれたり捕虜られたら国の負け。テキトーな頭は勝てばぼろ儲けだが負ければ家が消える、ハイリスク・ハイリターンな役職で、大概は最大派閥である一等地爵派、つまり公王派が推した者が就くそうだ。



 ハルスニアに到着した。だが既に夕方前。はぁ、渋滞とかやんなっちゃうね。


「請負人四名、こちらへ来てくれ」


 班長に呼ばれ、ウリスタニアから来た者達が張ったテント群の一つの大き目な天幕へ案内された。中には数人の兵士が立ち、カウンターの様な机が設置され、領政府職員と連盟職員が座っていた。


「二十五班。第三陣の組ですね。では、報酬はこちらになります。ここまで総計56日、56ティカ、それと本来ここからウリスタニアまでの予定変更で生じた差分を19ティカ50ゼン加算していますので、75ティカ50ゼンとなっています。お確かめください」


天幕内で今回の依頼の報酬を受け取った。


「歩合報酬は説明会通り秋頃を予定してますので、その頃各ギルドに通達が届くはずです。以上で、この度の依頼は終了となります。長期に渡りありがとうございました」


 これで今回の招集に端を発した依頼は終了した。

 だが、


「こほん。それと皆さんには次の依頼の話があります。我々はこの度の戦争で皆さんを雇い入れる用意があります。もちろん強制ではありません。我々にご協力願える方はここを出て左隣の天幕へお入りください。そうでない方は解散となります」


 天幕の外へ出て来た。

そして俺達四人は無言で挨拶を交わし、それぞれの次の目的地へと向かった。




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