表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空浮ぶ請負人が過ごす日々  作者: チカさん
第四章 今夏は水枯れのもよう
37/87

入札依頼2

「リトさん。応札して来ました」

「ええ知っています」


今日はギルマスと一緒に入札会場の請負人ギルド連盟に来ていた。

初めて知ったがこの入札、ギルド職員以外に請負人自身も参加資格があるそうだ。ギルドの本質を考えてみれば当たり前だが盲点だったよ。もっとも、手続きや書類に拒否反応が出る者が多い請負人が参加する事はあまり無いそうだ。そういう業務はギルド側に投げているという事さ。


それで連盟の一室で開かれた入札は先程ギルマスが書類を提出して来たため後は結果待ちだ。



 俺が来たのは本日は依頼主側も誰かが来るので、書面じゃ不十分だった部分を確かめるためだ。まぁ応札したって事は人となりは問題なさそうだったからだ。来ていたのは正確には付き人に類する者だったが。

それとこの入札は最低価格方式ではないので、あとから質問が飛んでくる可能性があるのというのもあり、その時ギルマスだけで説明するのは難しい可能性があったからだ。だってポクーで空を進むのだから体験してもらわないと実感湧かんだろう。


俺のお得意様は基本紹介繋がりだから選ばれれば久しぶりの一見さんだ。




「パッソルト総合ピリアン様。パッソルト総合ピリアン様。いらっしゃいますか」


説明会の時、司会をしていた者にギルマスの名前が呼ばれた。やっぱり質疑応答があったか。


ピリアンさんは応答し、俺も付き添って隣の面談をしている部屋に入り質疑応答となり、質問内容はやはりミニメソを使っての空中送迎であった。


「その質問は実際に依頼を受けた場合送迎を担当するこちらリトさんより説明させていただきます」

「パッソルト総合所属のリトです。今回の依頼の送迎時の御者に当たります。質問の解答としては何ですが、そちらの職員の方。この場で実演しても良いですか?」

「・・許可しよう」

「では。ポクー、二」


ポクーが頭から下り、部屋の中央で大きくなった。

そしてその浮いているポクーに乗り、部屋の端まで移動した。


「この様に乗って移動します。もちろん依頼時には外ですので、資料の様に幌を付けて運用します」


依頼主側の者は何やら難しい顔をして、


「・・・この様なものが出て来るとは思ってなかったので、少々手に余るが。空中でも安全なのか?」

「うーん。とりあえずここ数年対人対物事故の類は無いので、その辺の御者より優秀だと思っています。ただ、対モンスター経験はそれなりにあります。もっとも、陸路より一回当たりの遭遇率は随分低いかな」

「・・・分かった。もう十分だ。後の結果を待たれよ」



こうして面談は終わった。さて結果はどうなるかな?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ