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第0話 異世界に行ってみた!

初めまして、作者の夜月紅輝ともうします。

今回が初投稿となり、いろいろ誤字脱字や至らぬ点もあるやもしれませんが、どうか優しく見守っていただけると幸いです。

さて、この作品ですが、手軽に読んでいただいて、作者と読者ともども楽しめればと思います。

これからどうぞよろしくお願いします。

 とある高校のとある教室、窓から夕陽が差し込む時刻に二人の男子、月島大輝と鷹岡俊哉が隅で屯っていた。俊哉は椅子に座っている大輝に一つの封筒を差し出した。大輝は少し驚いた表情をしながら、俊哉を見る。


「おい、これってもしかして......」


「あぁ、例の物だ。なかなか骨折れたぜ。」


「マジかよ!誰からどうやって!」


「それは親友のお前であっても言えねぇな。守秘義務ってやつだ。」


 俊哉はにやりと笑いながら、答える。そういうことならと追及を大輝はしなかった。今それよりも重要な案件が目の前にあるからだ。その封筒に入っている男の聖書(バイブル)‶エロ本″が!!!

 

 この教室には大輝と俊哉の二人しかいない、それゆえに大輝のにやつきがたまらなく気持ち悪くなっている。大輝は封筒から聖書(バイブル)を腫れ物に触るかのように慎重に取り出す。俊哉はそれを上から覗き見る。ほぉ、表紙は上々、さて本題の中身は......


「ガラガラガラ」


 突如として、教室のドアが開かれた音がした。大輝と俊哉は思わずビクンッ!!と背筋が伸びる。入ってきたのは女子二人それもよく知る二人。


「大輝、こんなところにいたのね。しかし、なんだってこんな時間に......」


「ふたりとも探したよ~~」


 ポニテールがよく似合い、大輝の幼馴染である南香蓮と眼鏡をかけ、フワッとした独特の雰囲気を醸し出す藍野茉莉の二人であった。香蓮は思わずため息を吐く。


「二人ともなにしてるの?」


「「イヤ?ナニモ?」」


 大方察しがついている表情をしながらも、そっと問いただす。大輝と俊哉にはそれが死の宣告にしか聞こえなかった。暑くもないのに汗が噴き出してくる。そのせいか、思わず動揺が声から漏れてしまった。


 香蓮は大輝の目をジッと見る。そして、そっと手を差し出す。その行動がなにを意味するか分からない大輝ではない。だが、だが!!まだ、中身も見てないんだぞ!!渡せない、渡してたまるか!男の沽券に掛けて!!香蓮は依然としてジト目をしながら、一歩一歩ゆっくりと近づいてくる。あれは絶対わざとだ、目の前に立つまでに自白すれば、まだ大目に見てやろうって意味の歩みだ。怖い、だがまだ......まだ負けてな――――


「大輝、10......9......8......」


「ヒッッ!!」


 唐突に始まったカウントダウン、一秒ごと減るごとに増してく威圧。大輝は思わずうめき声が漏れる。先ほどまで大輝を‶親友″と呼んだ男の姿は既に大輝の近くにはいない。香蓮が近づいてきた時点で大輝に聖書(バイブル)を託したまま、遠くの方で事の成り行きを見守っている。大輝は俊哉を思わずにらむ。そのやり取りに茉莉は苦笑いだ。


「5......4......」


「ハッ!!」


 気づけば、処刑(デットエンド)までのこり5秒もない!まずい、まずいこのままでは!!でも、勝てない無理ぃ......


「おい、なんだ?あれ......」


「なに......あれ......」


 あぁ、死んだと思ったのもつかの間、俊哉と茉莉の声でふと我に返る。そして、大輝と香蓮は一度互いのを見ると、声のした方向を見る。そこには、本来なら何もない場所から、眩い光が立ち込めていた。その場所には、円形をして複雑な模様をしていた。


「これって......もしかして......魔法陣か?」


「魔法陣って、あの魔法陣?」


 大輝のつぶやきに俊哉が反応した。確かに、いま目の前にあるのは、ラノベや漫画で見るような、魔法陣だ。それが、どうしてこんなところに?本来なら存在しえない、非現実的光景。四人は固まってしまっていた。だが、存在しないものが存在してる......ということは......存在しているかもわからない異世界が存在してるかもしれない!。大輝は俊哉を見る。俊哉も大輝を見ていた。どうやら意見が噛み合ったようだ。


「「せーのっ!」」


 大輝と俊哉は同時に魔法陣に飛び乗った。その瞬間、これまで以上に光が立ち込めた。


「ちょ!大輝!」


「まって、みなちゃん!」


 香蓮は咄嗟に大輝の袖を掴み、茉莉は香蓮の手を掴む。


「「「「ッ!!!」」」」


 教室中が光に包まれるとそこにはもう四人の姿はどこにもなかった。



*********************************************



 あまりにもの光の量で、咄嗟に手で目を覆っていた大輝は手を下ろして、ゆっくり目を開ける。青い空、白い雲、目に映った光景はただただだだっ広い草原で大輝はその中の小高い丘の、大きな樹の下にエロ本片手にたたずんでいた。


「え......マジ......ここどこだ?」


 大輝にそっと優しい風が吹いた。


どうだったでしょうか。入りだったので、だいぶ短くなってしまいましたが、頑張ってボリュームのある作品にしたいと思います。

初めてなので、アドバイスなどがあれば、ぜひ教えてください。

それでは、次回にまた会いましょう。

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