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感謝してるが生かす価値はない

前回のあらすじ

べキッと倒して鍛えたよ

私は岩を持ち上げて相変わらず特訓していた。


「うーん……確かに鍛えるのにはちょうどいい岩なんだけど、なんでこんなに似た形の岩が……そして、こんなにハッキリとした違いの大きさなんだ?」

「………クソ、1度不思議に思ったらもう我慢できない。」


私はあれから岩の上に座って熟考していた……


(……いくらなんでも情報が少なすぎる、採掘道具を持った人間が来たからには、ここはあの生物の生活圏内という事だ、だけど撃退したからには多分もう来ないだろう……)


ドタドタドタ

バンッ「もう産まれてたか!」


(……フラグ回収乙ですという声が頭に響いたような気がした)

というかなんだこの黒いローブを着込んだ野郎は


「という訳で使い魔になれ!」

…………は?

「使い魔ってなによ」

黒「え?あぁ……そう言えばある程度賢い個体を召喚したんだった。」


個体?召喚?……召喚はともかく個体……よくあの前世のヤツが口にしてた胸くそ悪い言葉だな……


黒「使い魔って言うのはだな……うーん……友達だ!そうだ!友達!」

「胡散臭い……なんでそんなのにならなくちゃいけないんだ?」

黒「はぁ?なんでって俺が召喚したからだよ、それにお前は行くあてねぇだろ?」


黒「だから俺が飼ってやるって言ってんだ早く来い!」


「さっきと言ってること変わってんぞ」


黒「だぁーっ!もうイラつくな早く使い魔になれってこの俺が言ってんだよ!」


「あんまり調子に乗らないでよ埋めるわよ」


黒「ぶっ!アッハッハッハッハッ動物風情がこの俺を埋めるってwアッハッハッハッハッ」


黒「というか異世界の人間共は一々人を魂に変えるのに苦しんでんだろ?あー面白それで俺を倒すってw」


ブオンッ!

ドガァッ!

「ちっ外れたか」

ムカデの悪魔はこぶしで攻撃したが、当たらずに地面を抉った


黒「あれ?確か父さんは異世界の人は一々苦しむって聞いたのに…あれ?あれ?」

「考え事をして私に勝てると思わないでよ!」

黒「クソ!失敗か!」

黒「放て!魔力の矢!」

魔力の矢が百足の悪魔を狙うが全て外れ、砂埃が立つ……


黒「あれ?あいつはどこいった?」


ブオンッ!

グチャッ

「ここよってもう聞こえてないか……」

百足の悪魔は上から拳を叩きつけ黒ローブを潰した完全に絶命しただろう。


「確かに感謝してるけど私は好きなように生きたいからあとお前みたいな奴嫌い」

というか……何これ?

黒ローブの残骸には白い魂?が浮いていた

次回

人間の淀み

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