プロローグ
前回のあらすじ
???
ある所に1匹の虫がいました。
その虫は自分がその生命体で名前は百足である、ということも知っていた。
何故自分はこんなことを知っているのか?などという事を考える脳を持ち合わせていなかったので、「当たり前のことである」と思っていた。
産まれたその場に母というものは居なかったのだが[狩り]というものは知っていた、これも゛当たり前゛と片付けていたのだが大体の事がそうである為これからは省略しよう。
初めの獲物は[蛙]だった。直ぐに食べてしまおうと思い歯をガチガチと鳴らせ近づいた、しかしその音で気づかれてしまい襲いかかってきた。気にせず近づいたのだが尻尾から激痛が走る。
なんだ?と思い尻尾を見るとなかった無くなっていた、半狂乱となり、私は蛙の腹を食い破った。蛙はもう死んでいるのに食い続け、気を失った
起きるともう暗くなっていた、どこだ?と思い前のものを食い破ると光が差し込むどうやら帰るの中にいたようだそのまま蛙を食べ、寝た。
それから幾年が流れた…………
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私はいずれ森の長という名前で虫たちから呼ばれるようになった。こんなに強くなれたんだと思い初めは嬉しかったのだが、いずれ興味をなくしていった。
いつもの様に肉の貯蔵庫の中から肉を引きずりだして肉を食らう、この貯蔵庫という発想もほかの虫にもなかったようだ。
ある時大きな生物が私の巣へやってきた。私はその生物に嫌悪感を覚え歯をガチガチと鳴らした。
その生物は何かを叫ぶと私を掴み何かへ入れた
出されて何かの檻に入れられそこで数日間過ごすと、何かの上に置かれた。
いつものようにじっとしていると激痛が走ることも無く私は死んでいた。
ゴポッ!ゴポポポ…………
ブハッ
溺れる!溺れる!泳げ泳がないと死ぬ!死ぬ死ぬ死ぬ!
おぼぼぼこの川!深い!
なんて言ってる場合じゃねぇんだよ!
ぶっは!やっと岸へついた……というか暗いな…
…私の目なら暗いなんて感じる訳ないんだけどあ……光だ
とりあえずあそこに行こう…………
あぁ……光に溶け込んでいく…………
「ようこそ、〇〇〇〇へ」
女神のような声で光は呟いた
次回予告
私は目覚める!