祭りだ!(準備中)
江戸時代とかで田舎における娯楽と言うと、やっぱり「お祭り」だろう。
しかし、お祭りではその日の娯楽になる事はあっても、毎日の娯楽になる事は無い。
だったら毎日の娯楽となり得るお祭りをすればいい。
収穫祭と銘打って、皆で何かを競うようなお祭りをしよう!
それはオリンピックのようなものだ。
オリンピックは参加選手が日々鍛錬してきた技を競い合うスポーツの祭典だ。これなら夜の娯楽とは違うベクトルで楽しめるのではないだろうか? スポーツ以外にもリバーシなどの大会も行う事で知力体力時の運を競い合うような、誰でも何か一つは参加できるオリンピックみたいなお祭りを開こう。
あとは名誉だけだと本気でやらないかもしれないのでそれなりに豪華な景品を用意する。
酒一樽とか高級石鹸とか、物欲を刺激するものをリサーチするか。
「酒っすねー」
「酒が良いな」
「娼婦を優先的に選ぶ権利が良い」
「晩飯で一人だけ豪華なのが欲しいです。周りに自慢しながら食いたいですね」
「あのくさい臭いを消すものを! ぜひ、ぜひ!!」
「私は新しい商品のアイディアが良いですー」
「髪を綺麗にするあのテクニック。他にも何か良いのないの?」
アンケートを取ってみたが、無茶なものは要求されなかった。
一部変なものが混じった気がするが、いきなり欲しい物と言われても思いつかないだけかもしれないが、俺にはありがたい。用意するのが簡単でいい。
大した手間でもないし、全部用意しよう。で、一番の奴が選ぶって形式でいいだろう。
とりあえずヨカワヤには酒の量を増やすように頼んでおいた。
競技は最初と言う事で、表の競技として「徒競走」「リバーシ」「積み木タワー」「腕相撲」「レスリング」「じゃんけん大会」「YUUSYA」の7つを行う事にした。
「徒競走」は200mぐらいを走らせる。
「リバーシ」はルール説明が簡単なボードゲームの代表なので、数少ない知的ゲームとして採用。
「積み木タワー」は適当に切った木のブロックを積んで、高く積み上げた奴が勝ちというゲーム。時間制限もあるよ。
「腕相撲」はそのまんま。
「レスリング」はルールがかなりいい加減。打撃、組み打ち、投げ技、基本は素手ならなんでもあり。反則は目潰しと金的ぐらいか。リングアウト、気絶で勝負を決める。
「じゃんけん大会」は運試しで全員参加できる。俺と勝負して、最後の一人を決める。
「YUUSYA」は「○ASUKE」のパクリ。「NINJ○」でも良かった気がするけど、それはアメリカ版だ。アスレチックコースをノーミスでクリアさせるものだ。クリア者全員が報酬を貰えるが、クリアさせる気など毛頭ないと言われそうな物を用意した。難易度・鬼畜を超える難易度・鬼畜眼鏡だ。……たぶん死者は出ない。
競技を選び終わった時点でオリンピックという言葉からかなり遠ざかった気もするが、これでいく。
後悔はしても反省はしない。
……あとで普通の祭りも企画しよう。その方が良さそうだ。




