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Lost Neverland  作者: Я
序章
5/37

No.2 バトルの時間

勢いで書いちゃったけど、大丈夫かなぁ。

まだ試合の準備が出来ていないらしく俺たちは狭い準備室に入れられた。


俺は暇だったので部屋の隅に設置してあるモニターで試合参加者のデータを見る事にした。


ほぅ、両手鎌型が3機、電磁砲型が1機、高起動型が2機か・・・、今回は数が少ないな。


ついでに、さっきの青年のデータも載っていたので、見てみる事にした。


『黒海 刹那 クロミ セツナ 性別 男

能力 無し アンドロイド破壊数 0

試合生存回数 24回(現在記録更新中)』


生存回数24だと!?普通の青年がアンドロイド破壊数0でどーやって生き残ったというんだ!?奴も実は能力者なのでは?


今回は楽しめそうだ・・・・・。


その時、試合開始前のベルが鳴った。ドアが開いて外に出るよう命令された。


まあいい。


大歓声の中、広さ数十平方メートルのバトルリングの奥に『奴等』が居た。


アンドロイドだ。


高さ2メートル程の大きさだが先程説明したように普通の人間が敵う相手ではない。


早速、高起動型のアンドロイドがこちらに猛スピードで突っ込んで来た。

以外と速ぇな。


しかし、それは唯の囮であった、そいつらの後ろから突然、両手鎌型がこちらに飛びかかってきた。


そんな事ぐらいお見通しだ。

得意のバックステップで鎌をひょいと避ける。

敵の鎌は、勢い余っって地面に突き刺さった。


うわっ、なんて切れ味してんだ。


こんな時の為に用意しておいた伸縮自在の鉄パイプ(通称 鉄如意棒)を取り出し、素早く構える、客席から大きなブーイングの嵐が来たがそんな事知るか。


ふと横を向くと高起動型があの青年の弟に飛びかかった、間に合わないと思ったけど大男が間一髪で助け出した。


へぇー、やるじゃん。


しかし一難去って又一難やっとチャージの完了した電磁砲型が今度はさっきの女性に狙いを定めた。女性は咄嗟に防御体制をとるがあんなの防御しても意味が無い。


仕方ない、勿体無いけど任務のためだ。


そう思いつつ如意棒を槍の様に構え電磁砲型の銃口に向かって如意棒をぶち込んだ。


電磁砲は暴発しアンドロイドは粉々に吹き飛んだ、もちろん如意棒も粉々に吹き飛んだ。


畜生、あのデザイン気に入っていたのに。


武器を無くしたので仕方なく逃げ回る、しかしやっぱり追い詰められた。しかも皆揃って一箇所に・・・。


えーいそこのガキ、泣くな、うるせぇ。

その時、腕時計のランプが赤く点滅した。仲間達(本来の)の準備が完了した合図だ。

やっと来たか。


次の瞬間、突然ドームの屋根が『ぶっ飛んだ』勿論粉々に。


ドームの屋根の残骸と一緒に奴が落ちて来た。


「イイィィィィィヤッッッホオオオォォォォォォォイ!!!新鮮なアンドロイドだぜえええぇぇぇぇ!!!!!!!!」


こんな修羅場へチェーンソー両手に突っ込んで来る様なやつは一人しかいない。


「来るのがおせーぞ璃藕!!」


「済まねぇ!ゲームに夢中になってた!!」


・・・オイ。


まあいい。

璃藕と書いて(りく)と読みます。

友人のオリキャラ勝手に使わせていただきました。

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