No.0 プロローグ
初めまして。初投稿で色々無茶苦茶ですが今後よろしくお願いします。
2130年9月16日…
その日から俺の全てが狂い・・・。いや、俺の身体の全ての時が狂った。
と言うか止まった、17歳にして俺の時は完全に止まってしまった。
別に死んでしまった訳では無い、じゃあ何かと言うと俺はその時から・・・。
俺の成長が
『齢17歳にして完全に止まってしまった』のだ。
つまり、
『17歳から一切歳を取ることが出来なくなってしまった』ということである。
まぁ、昔の人によっては
「永遠の17歳だぜ!!!ヒャッホウウウゥゥゥゥ」
と、言う奴が居るのかもしれない、ぶっちゃけ俺も最初はそんな感じに喜んだ。しかし、現実はそんなに甘く無かった。むしろメチャクチャ辛かった。
どうしてこうなったか気になるって?じゃあ説明しよう。
2050年地球の総人口が100億を超えた。
2090年、謎の奇病が世界中で蔓延、約50億人が死亡、死を恐れた人々は「死にたくない」とデモ隊を作り、政府に押しかけた。
2091年、アメリカ首相も同じ奇病にかかり、「こんな物ごときで死にたくねぇ!誰でも良いから死ななくなる薬を作りやがれ!作ったやつを首相にしてやってもかまわねぇ!」と言ったとか。
2100年、アメリカが世界の全ての科学の力を集め、不老不死の研究を始めた。
2120年、不思議な事に世界中で蔓延していた奇病が、突然綺麗さっぱり無くなってしまった。世界はこの事に歓喜したが研究は未だに続けられた。
2121年、奇病による突然変異か不思議な能力を持つ物が現れた。
2123年、未成年犯罪者の数が急増し、政府は、「未成年全権限剥奪法」を提案、大差で可決し、直ちに未成年は俺を含めて全員『捕獲』された。
そして奴隷や実験のモルモットなどに『使用』されるのであった。
2130年、不老不死の副産物として、不老の薬が完成、これを機に世界は一つに統一され、『大地球連邦』となった。
しかし、この一つになった国に対して抵抗する物たちがいた。
『未成年』達である。この聞き分けのないコドモ達に対して、重い罰が与えられた。
永遠の奴隷、つまり。
未成年者全員に不老薬を投与したのである、
もちろん俺にも。
このおかげで晴れて俺は永遠の『コドモ』になった。
うーん、設定無理矢理すぎだなぁ、まあいいや、気にしない気にしない。