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倉庫にて

お待たせしました。


期限破りの常習犯、夕です。


「本当にここで見たのか?」

「本当にほんとだって!」

「…ふーん?」

連れてこられた倉庫の前に立ってみる。

どう見たって、お化けが出るような雰囲気ではない。

そりゃ、他の建物に比べるとボロくて年期がはいってるって感じだが、この時間帯に見ても…全く怖くないと言うか。

「俺たちを疑うつもりかー?」

秋弥の服をくいっと引っ張る子供がひとり。

「おー、ゼファロス!いたのかー」

秋弥が撫でるようにゼファロスに手をやると、ゼファロスはむっとしたようになった。

他の子供たちも同じようで、信じてもらえないことに文句を言っている。

「とにかく入ってみて!お化けがいるはずさ!」

ここはお化けの住みかなんだ!と持っていた棒を振り回す。

あやうくその棒がシリティアにあたりかけて、ヨイチがすごい剣幕で怒鳴っていた。

…誰も聞いてないのが、むなしいな。



言われたとおり、あたしたちは半信半疑のまま中に入ってみることにした。

「シリティア~怖かったら僕がいるからね~」

「こ、怖くなんてないわよっ!」

ヨイチ…戻ってきたら戻ってきたで、うるさい。

でもシリティアはまんざらでもなさそうだ。

よく見ると、なかなかお似合いなのでは?

――しばらく進むと…と言ってもそんなに奥行きはないが…突き当たりになった。

鍬や鎌、ベンタスにつけるであろう農具などが積んである。ここになんの遊び道具を探しにきたのやら。

「今日もいないじゃん」

紘斗がのんびりと言う。

するともちろん子供たちはむくれる。

「もうちょっと待ってみよ?出てくるかも」

それを見て紅葉がゼファロスに声をかけた。

気を使ったつもりなのだろうが、それが余計気に入らなかったらしく不服そうに唸りながら、彼は辺りを見て回る。

「…ちょうどこんな感じの布だったよな」

なにかに被せてある布を恐々と引っ張る。

―――と。

ゼファロスの動きが止まった。

?…どうしたのだろう。布を少し引っ張ったまま固まっている。

「ゼファロスー?」

「何かいたのー?」

ゼファロス以外は、いつまでたっても現れないお化けに飽きてきたのか、もうどうでもいいか、というように他の農具をあさっている。

その仲間たちが声をかけても動かない。…と思ったら、ぎこちなく顔だけこちらを向いた。

「 !! 」

口をパクパクして何か言っている。音になってないが。

「尋常じゃない感じだな」

「シューヤ、シューヤ!」

やっと音になった言葉で、顔をひきつらせながら秋弥の名前を叫ぶ。

秋弥がへらへらしながら近づくとゼファロスはまだ掴んだままだった布を秋弥に押し付けた。


「い、い、今これ持ったらな!下でな、な、な、なんか動いたんだ!」


一瞬、その場の空気が固まった。



いきなりですが、こんな企画が出ました。


その名も『第1回!キャラクター人気投票でもしますか。』です!

今までの登場キャラクターの中でお気に入りを教えてください。メインからモブまで誰でもかまいません。

もちろん作者でも!


…すみません、ふざけました。


さあ、みなさん、どしどし投票しちゃってください!!


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