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愛されキャットはじめます in 異世界  作者:
 

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 魔石、というのはなんとなーくわかる、というかイメージはできる。イメージ元、前世で人間やってた頃に読んだ漫画、視聴したアニメ、遊んだゲーム。

 あれでしょ、魔王の手下を倒したら身体の中に埋め込まれて思考を操作していた魔石がぽろっと出てくるとか、強力な召喚獣と契約するためのキーアイテムだったりとか、所有者の魔法スキルを強化するパワーアップアイテムとか、モンスターを倒すとドロップするただの換金用アイテムだったりとか、作品によって扱いは様々だけどとりあえずなんか魔力が詰まってるアイテム。

 まあ、この世界の魔石がどんなものなのかはさっぱりわからないけど。なんか迷宮産?だか神造?だかと人工のがあるようです?

 迷宮も薄ぼんやりとイメージは浮かぶ。アリアドネでミノタウロスで、あと高校時代に遊んでたソシャゲのチャレンジコンテンツだったインスタンスダンジョン。クリアタイムと獲得スコアで順位がつけられて、上位報酬が他に入手手段の存在しないキャラクターや装備アイテムだった。なにを隠そうわたしがそのゲームに手を出したきっかけというのが件の報酬キャラを前面に押し出したCMで、一時期は本当にどっぷりと……いや、この話はどうでもいいや。

 求む、猫にもわかる異世界旅ハンドブックとか知識ゼロから始める異世界生活・すぐに役立つ現地語講座つきとか、そういうやつー!

 ちょっとした惨殺死体な蛇にも平然としている人間三人の話は、いつの間にかこの蛇が天然ものか人によるものかという内容になっていた。

 天然ものの蛇の魔物なら、どこかの迷宮から生きた状態で持ち出してきた蛇をうっかり逃がしたかわざと放流した、または比較的距離が近いどこかに未知の迷宮が存在していて、そこから出てきた蛇が自力でこの街まで移動してきたのでは、ってことになるそうです。

 ラシェト卿やお付きの人Aさんは、まったく未知の迷宮が存在する可能性を最も危惧しているようだ。

 ところでお付きの人Aさんの名前はなんというんでしょうね。オーリ君もラシェト卿も全然この人のこと名前で呼ばないため、いつまで経っても本名がわからないままなんですがー。普段の会話って意外とお互いの名前を呼ばないものなんですね。

 話を戻すと、天然ものの魔物という可能性は薄いだろうという指摘が殿下からなされていたそうです。なんでも、魔石の存在する位置の問題だとか。

 そういえば殿下の名前も不明のままだった。


※書いている人間は絵文字、とりわけ黄色のフェイスマーク全般があまり好きではないため、リアクション機能の使用は控えていただけると助かります。

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