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愛されキャットはじめます in 異世界  作者:
 

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 ジルドナート青年がヴェルゼン様の弟子というのは、言われてみれば納得はできる。どちらもヒーラー系みたいだし。ジルドナート青年本人によれば弟子なんだかそうでないんだかあやふやだけど。

「いつもだいたいここにいるし調薬師ギルドの人って勘違いされがちだけど、厳密には調薬師ギルドとは関係ないんですよーヴェルゼン様」

 調薬と魔法による治癒って、大雑把に括れば同じ治療関連ではあってもだいぶカテゴリー違うよね。でもオーリ君もこの建物に入ってすぐ調薬師ギルド?のカウンターの人にヴェルゼン様の在不在を確認していたくらいなので、やはり同じ治癒系ってことで繋がりが深いとかそういう?

「それじゃ調薬師ギルドからじゃなくてもいいからさ、なんかないの、仕事」

 食い下がるな、ミケちゃん。そんなにお小遣い欲しいのか。まあお金は大事だけども。

「うーん…………。君らがやってたのって薬草集めだろ? 小さい子どもがちょっと雑に摘み取った葉っぱでも問題にならなそうなやつ」

 あ、そういうお仕事ね。なるほどそれならおチビちゃんたちも参加できるわけだ。

「あとついでに燃料に使える小枝拾いか? それと同じくらいかより簡単な街中でできる仕事なんてそうそうないよ。ミケイレだけなら雑用に使ってくれそうなところいくつか紹介できるけど」

「ミケ!」

 ミケイレ?と思ったらすかさず本人から修正が入った。ミケちゃんの名前は正式にはミケイレらしいです。ミケイレを縮めて愛称がミケなわけですね。そして本人的には本名のミケイレと呼ばれるのは不満で、でもミケならOKな模様。なぜ。

「俺ら全員でやれる仕事がいい! あと迷宮関係!」

「無茶言うなって。そんな都合のいい仕事なんぞそうそう転がってるわけないだろ……」

 だよねー。

 察するに、ミケちゃんたちお子様グループに任されてたお仕事って、子どもを安全な場所に留めておくためって側面もあるやつじゃないかと思うし。


※書いている人間は絵文字、とりわけ黄色のフェイスマーク全般があまり好きではないため、リアクション機能の使用は控えていただけると助かります。

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