第8話 魔法少女養成合宿 ―温泉リベンジ編―
ナガトの一言で決まった――
「チームの結束を高めるため、合宿をする。」
場所は、山奥の古びた温泉宿「湯けむり荘」。
“魔法少女専用合宿プラン・おっさん割引”適用。
(※年齢確認あり)
セイゴ「なんで合宿場所が温泉なんだよ!?」
久米田「癒やしも特訓のうちっすよ、先輩!」
タカハシ「料理も作れるし、温泉たまごもリベンジできるしな!」
サカイ「“勉強合宿”という名の現実逃避…実に教育的だ。」
---
◆ ホワイト、強制参加!?
玄関で一人、顔を赤らめる少女――白咲しろ。
普段は変身して少年姿の“ホワイト”だが、
今日はなぜか強制的に女の子の姿のまま参加に。
ホワイト「えっ、あの、なんで私まで……」
セイゴ「そりゃチーム全員参加だしな。」
ホワイト「いや、あの、五人ともおっさんですよね!?」
久米田「女子ひとりって、倫理的にアウトっすよね!?」
ナガト「だから、対策はしてある。」
---
◆ 対策:変身強制入浴モード発動!
サカイが謎の魔法陣を床に描く。
「湯に浸かる者、魔力の姿に戻るべし!」
湯気が立ちこめ、ドボンとお湯に入った瞬間――
✨ピンク、グリーン、イエロー、ブラック、メカニカルビキニ✨
5人のオッサンが全員、変身フォームのまま入浴。
セイゴ「うぉ!?またスースーするぅぅ!」
久米田「ビキニで温泉って!湯温高すぎて溶けるー!!」
タカハシ「エプロンがふやけてきた…!!」
サカイ「黒板が湿気で反ってる!」
ナガト「俺のコートが!湯吸って重い!」
ホワイト「……地獄絵図……。」
---
◆ 温泉トーク:おっさんたちの真剣会議
セイゴ「なぁ、俺たち、もう“魔法少女”って年でもないよな。」
久米田「でも先輩、見た目は完全に少女ですよ?」
セイゴ「中身が問題なんだよ!」
タカハシ「まぁ…誰かのために戦う気持ちは、年齢関係ないけどな。」
サカイ「まったく。教育の基本は“心”。」
ナガト「……それに、まだ俺たちには夢がある。」
ホワイトはその様子を見て、思わず笑った。
「…やっぱり、みんな素敵ですよ。おっさんですけど。」
全員「褒めてるのか!?」
---
◆ その時、温泉が沸騰!?
湯の底から、不穏な泡がボコボコと立ちのぼる。
久米田「先輩…また怪人じゃないっすか!?」
セイゴ「この展開…もう慣れてきたわ。」
湯船を割って現れたのは、湯気のような巨体――
怪人《湯けむりマダム》!
「この温泉は、私の美容液なのよォォォ!!」
セイゴ「うわぁ!今度は温泉がボスかよ!」
タカハシ「油断も湯気もならねぇな…!」
---
◆ バトル:温泉内戦闘(変身状態)
セイゴ「ピンク・スチームバースト!」
久米田「スパナブレイク・ボイルモード!」
サカイ「チョークスプラッシュ!」
タカハシ「煮込みロッド・熱々アタック!」
ナガト「湯けむりジャスティス!」
ホワイトも湯船の外で指を鳴らす。
> 「ホワイト・スチーム・リフレクトバースト!」
湯気が虹色に輝き、マダムが気持ちよさそうに溶けていく。
「お肌がツルツル~♡」
ドカーン!
---
◆ エピローグ
戦いの後、湯けむりの中で笑い合う6人。
ホワイトはタオルを握りながら言った。
「……あの、次から女子部屋あります?」
セイゴ「考えとく。」
久米田「また温泉卵できてるっすよ!」
タカハシ「今度は食えるやつだな。」
ナガト「……平和だな。」
全員「……だなぁ」




