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第6話 鏡の中の少年 ―ホワイト、参上―




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朝のニュース番組が、昨夜の「謎の光柱事件」を報じていた。

セイゴたちが倒した怪人温泉卵の残骸は、未だに湯気を上げ続けているという。


セイゴは湯上がりの牛乳を一気に飲み干し、呟いた。

「……あのピンクバースト、もう二度と出したくねぇ。」


久米田「先輩、ノーパン変身事件はもう永久封印っすよ!忘れましょう!」

セイゴ「うるせぇ、誰が好きであんな羞恥プレイしたと思ってんだ!」


そこへタカハシが新聞を持ってやって来た。

「おい、街に新しい“光の使い”が現れたらしいぞ。白いタキシードの少年だとよ。」


セイゴ「……また妙な奴が増えたな。」



---


◆ 路地裏の再会


夕暮れの商店街。

セイゴが仕事帰りに立ち寄るたこ焼き屋の前で、白い影が立っていた。


「……おっさん魔法少女、ですね。」

声をかけてきたのは、一見中性的な青年――だが、その瞳にどこか懐かしさを感じた。


「誰だ?」

「白咲 しろ。あなた達を、助けに来ました。」


セイゴ「助け?どこの取材班だお前?」


白咲は静かに鏡型スマホを取り出す。

表面に映るセイゴの姿が、ゆらりと揺らいだ。


> 「リフレクト・マジカル・ミラーアップ!」





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◆ 新たな光、ホワイト現る!


白い光が炸裂。

羽のような粒子が舞い、路地が一瞬、昼のように明るくなる。


そこに立っていたのは、白いタキシードを纏った少年。

銀髪が風に流れ、瞳は凛と輝いていた。


「魔法小女ホワイト――いや、今日は“少年”の方で登場だ。」


セイゴ「ちょ、おい……性別変わってるぞ!?」

久米田(通信越し)「な、なんすかその尊い現象!?」


ホワイト「細かいことは後で。今は――あれを止める!」


彼の指差す先、ビルの屋上には新たな怪人が。

頭に鏡を嵌めた、ナルシスト怪人《ミラージュ男爵》!



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◆ バトル:鏡の中の正義


ミラージュ男爵「この世は映り込みこそ真実!自撮りをせぬ者は存在しないッ!」

セイゴ「出た、またSNS中毒型の怪人か!」


ホワイトが前に出る。

「反射の力、見せてやる。」


男爵の光線を鏡で受け止め、

それを見事に仲間の攻撃へと転送する――!


> 「ホーリィ・リフレクション!」




セイゴ「行くぞ、オッサンピンク・ダイナミック!」

久米田「スパナ・ブレイク・スクリュー!!」

タカハシ「愛情煮込み・ダブルテイストアタック!!」

ナガト「ジャスティス・ファイナル・アレスト!!」


光が収束し、ホワイトの鏡から一点に集まる。


ホワイト「全反射――ピュアホワイト・リフレクトバースト!」


爆風とともに男爵が浄化され、街に静寂が戻った。



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◆ 戦いのあと


セイゴ「おい、ホワイト……お前、変身前どうなってんだ?」

ホワイト「……元は、女です。」


全員「えっ!?」


ホワイト「けど、私は女であることに違和感があった。

戦うときは、自分が“なりたい姿”でありたい。それだけです。」


久米田「……いいっすね、その感じ。あたしも見習いたい。」

セイゴ「そうか……まぁ、性別より、仲間ってのが先だな。」


ホワイトは微笑んだ。

「ありがとうございます、先輩。」



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◆ エピローグ


夜の街角。鏡の破片が月明かりを反射する。

その向こうで、黒い影が誰かを見ていた。


「“鏡の器”が揃ったか……次は、“影の継承者”を目覚めさせる番だ。」


煙の中、冷たい笑い声が響く。






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