俺とお前の乱れ詩
俺のお前の俺たちの
ヤるのヤらずのヤらせるの
なのになのだがなぜなのか
だけどしかしもあるなしの
向くの向かずの向くときに
寝ずの寝なずの寝る寝るね。
君とあなたと俺のお前の
行ったり来たりに行かなくて
されどされどもされどもと
それとそれらのその時々の
泣きに泣いてはまた泣き乱れ
笑い笑いに笑いきり
降って降っては降りしきる。
あぁ行くに行ったが行き過ぎて
迷い迷いに迷い道
路傍の石にまた合うも
次にお前がその時か
はたまた俺がその時か
乱れ詩。交差する世界。
匂いや味や歯触り舌触り、そして喉越し。
苦味
苦味の旨味
あなたは飲めるか