表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/97

誘因

後から来た3人の男達が入ってきた扉から廊下に出て、人のいる気配を窺う。

真っ暗闇が広がる廊下の奥の扉から、複数人の気配を感じた。

鍵は開いている。

扉を少し開けると、地下へ続く階段が続いていた。

ルカは大きく息を吸い、

「すみませーん!上に上がって来て貰えますかー?人が倒れてて!」

誰だ!?何だ!?女!?

男達の騒つく声が響き、数人が階段を駆け上がってくるのが分かった。

急いで死体の転がる部屋へ戻り、更に呼び込む。

「こっちです〜!こっち!」

バタバタと足音を立てて勢いよく扉が開かれ、一人が入ってきた。

一番最初に室内に足を踏み込んだ男の横顔目掛けてダガーを放つ。

顔の側面が串刺しのように数本ダガーが突き刺さって、言葉も無く倒れ込んだ。

続いて3人駆け込んでくる。

「うわぁああ!!」

「おい!なんだこれ…」

「えっ!?えっ!?」

倒れ込んだ男の後に続いた一人はつんのめり、顔から血の海へ突っ込んだ。

残りの二人は扉の前で目の前の惨状にただ立ち尽くしていた。

部屋の隅で気配を殺して佇むルカには気付きもしなかった。

無理もない。

10人以上が狭い室内で血反吐塗れで、どう見ても生きている人間はいないのだから。

まず、一番扉に近い男の眼前に一瞬で移動し、心臓へ短剣を一突きする。

「ゴフッ…」

すぐさま離れ、もう一人の男の首元目掛けて短剣を横凪にする。

激しい血飛沫が、部屋を汚した。

「…うっおぇえ…!」

つんのめって倒れたままの男は嘔吐した。

その男の脳天目掛けてダガーを投げる。

しっかりと突き刺さり、そのまま動かなくなった。

(あと少し…)

大惨事の室内が見えないよう扉を閉じ、廊下から地下へ向かっていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ