表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/97

下準備

夜が明ける頃。

マリアの宿泊している宿の壁面を伝い、静かに窓を開け室内へ侵入する。

今宵は出歩く事はなかったようで、マリアは寝台で熟睡しているようだった。

「眠ったまま聞け」

ピクリと身体が振動する。

だが、目は瞑ったまま、変わらずに眠り続けているようだ。

「今夜、ウィルを連れて娼館の地下牢で待っていろ」

マリアは身じろぎ一つしない。

「他の仲間達にも呼びかけておけ。ボスからの命令だ」

下準備は出来た。

宿を抜け出す前に、ルカが以前使用していた寝台の下へ手を伸ばす。

重量感のありそうな分厚い黒剣は、夜闇をも凌駕する程の漆黒を湛えていた。

「…待たせたな」

手に馴染む大剣を背負い、徐々に朝焼けで染まっていく建物の屋根から屋根を駆けていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ