行きます、異世界
初投稿です。自分の妄想のままに書き上げます。漢字変換が間違っているところが多々あると思いますが指摘してもらいますと嬉しいです。それとかなりの亀投稿になります。
あと、話し方や名前がごっちゃになるかもしれません。その辺はご注意ください。
「なんでこんなとこにいるんだろ」
すべてに無気力になったように少年がつぶやく
名前は天城 翔(てんじょう かける)中学受験し成績が下がっていったまま親に海外に出てみろと言われ高校二年生の夏に一年留学をするのであった。海外にさして興味もなく勉強意欲もわかない、そんな彼は親に言われるがまま来たことを後悔していた。彼は日本で言われるオタクというもので、海外にいる間もアニメや漫画などを見ていた、そしてそんな子をしていればもちろんのごとく留学先の人に「何のために海外留学してるのさ!」と言われ続けてきた。
だが、その考えが災いしたのか、急に来ためまいのまま倒れて彼の命はなくたった。
「はっ!( ゜д゜ )、、、、、どこだここ。俺は海外にいたはずなのに」
彼は昔、たくさんのスポーツをしていて、その中には空手、剣道、合気道、柔道等たくさんのことを武道をやっていてすぐに冷静になることができた。だがその部屋は常人が見ても明らかに異常といえる部屋であった。壁や床天井までもが真っ白で先が見えない。自分がどうして立てているのかもわからない、そう思って自分の足を見てみたが、自分の足が全く見つからない。ついでに言えば腕もお腹も、だが動くことはできる。
(考えるのはやめよう何でここにいるのかを考えよう)
Thinking time
(あれ?俺死んだくさいんだけど、、、ということはここは天国か。まぁ信じてないけどね。おそらく魂とかそんな感じだろ。)
「その通りじゃ。」(!!( ゜Д゜)、どこからともなく表れんなよじーさん)
「ほっほっほっ。すまんの、驚いた顔が見たかっただけのじゃ。許せ」
(俺魂だからしゃべってないと思うんだけどな)
「そうじゃよ。今おぬしは光る球のようなものじゃ。さてここからが本題なのじゃが、おぬしも気が付がてるようにおぬしは死んでしまった。理由は、おぬしが所属していた学校のクラスとやらが異世界召喚されたのじゃ、それに引っ張られておぬしも来たのじゃが何分距離が離れすぎていたので魔力が足りなく、おぬしの魔力を使ったが、おぬしの世界の住人は魔力が少ないよって魔力の代わりに生命力を使って異世界まで来たのじゃ。」
(なら今俺は異世界にいるのか?)
「いやそれも違うここは異世界の神界とでもいえばよいのかの~。おぬし以外の人もここで会って説明だけはしたのじゃが、何分おぬしは魂だけじゃからほかのものとも一緒になれなかったのじゃ。」
(そうなんだ。それと俺はこれからどうすれば言い訳?)
「案外あっさりしとるの。まぁ良い。そしてこれからじゃがおぬしに新しい体を与えてそのまま一緒に召喚してもらおうと思うのじゃが、よいか。ちなみにこれは勇者召喚で、変える方法は失われてはいるがあることにはある。じゃがおぬしは、、、」
(わかってるよ。どうせ転生だから一緒に帰ることはできないだろ)
「その通りじゃ。」
(別にいいよあんな世界にいたら腐っちまいそうだ。勇者召喚っていうからには、剣と魔法の世界なんだろ)
「その通りじゃ。ではそうするとして、おぬしは向こうで新しい体になるから勇者にもなれん。じゃからここで好きにステータスをいじってよいぞ。お詫びも兼ねておるがな。」
(ちゃっかりしてんな、じーさん。)
「良いじゃろ制限はなしなのじゃから。それでは目の前に出すぞ。」
(ふんふん。名前・年齢はそのままでいいや。種族ハット、結構あるな。じーさん質問いいか、「なんじゃ?」この種族のとこになんか淫魔やら吸血鬼やらがいるが、勇者との敵対勢力は魔族なんだよな。するとここら辺の種族になったら俺は敵対しなくちゃいけないのか?)
「そんなことはないぞ。完全な魔族なら敵対するしかないが、吸血鬼と淫魔・鬼族だけは、敵対しておらん。そもそも吸血鬼はもはや絶滅種じゃ。淫魔も人間とお互いに利用してあってるから敵対する意味のないし。鬼族は自分の国から早々出たりせんわ。ほかにも竜族も同じく自分の国から出ないし、竜人族はたまに街とかにいるぐらいじゃな。ほかに種族とも関係は悪くないの。だが例外として神皇国だけは人間至上主義じゃの。」
(そっか、わかっった。なら出来上がったら呼ぶわ)
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名前;天城 翔
年齢;17
種族;吸血鬼(真祖)
職業:
レベル:1
HP 500
MP1000
種族スキル ;吸血、眷属召喚、超高速再生、影魔法、魅了、飛行、隠密、
ユニークスキル;空間支配、賢者、魔具作成、九十九、夢現、
レアスキル ;森羅万象、全状態異常無効、全属性魔法、刀王、銃王、死神の大鎌、死神の威圧、覇者の言霊、畏れ、無限収納
スキル ;
加護;創世神の加護
称号;
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種族スキル
その種族に生まれた直後または、成長するにつれて発現するスキル。そのスキルにはレベルがない。だが、生まれた直後から使えるのではなく熟練度のようなものは存在する。
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ユニークスキル
その世界で唯一無二のスキル。このスキルにはレベルはないが、強大な力を秘めている。使用方法や使用できる技などは認識した時から完全に使える。使用するものに依存することがとても多い
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レアスキル
生まれた時からそのものが持っている又は、そのことを極めたものが進化することによってできるスキル
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スキル
戦闘スキル、生産スキル、日常スキルなど様々な種類があり時折持っているスキルが進化または合成されることによって、レアスキルになることがある。スキルレベルの制限は100まであり進化するものもあれば、成長限界なものまである。
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吸血 吸血鬼の種族スキル
相手の血を吸うことにより、そのもののHPとMPを吸い出すことができる。全部吸い出すことができれば、眷属に加えることができる。吸血前に相手が合意であれば全部吸わなくてもよい。
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眷属召喚 吸血鬼の種族スキル
眷属にしたものを召喚できる。それ以外にも一から眷属を作ることもできる。
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超高速再生 吸血鬼の種族スキル
HPとMPの再生速度が最高速まで上がる。1分間で全回復する。
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影魔法 吸血鬼の種族スキル
影を操れるようになる。影を立体的にしたり影分身などができる。
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魅了 吸血鬼の種族スキル
知性ないものに使えば従順になり、知性あるものにはゆうことに栄えられなくなる。そして魅了を解除したらされていたものはされていたことを忘れてしまう。他にも敵を集めることも可能。
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飛行 吸血鬼の種族スキル
空を自由に飛ぶことができるようになる。翼を出さなくても飛ぶことは可能だがMPが消費される。
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隠密 吸血鬼の種族スキル
気配察知や魔力探知に引っかからなくなる。目の前で使えば認識されにくくなる。
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空間支配 ユニークスキル
空間すべてを支配することができるスキル。空間を切り裂くことや空間の交換空間の凍結などができる。だが、空間同士がつながってないと移用することができない。空間は自分で大きさを決めることができる。円形や直方体円錐のような形にもできる。
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賢者 ユニークスキル
自我を持っている唯一のスキル。世界の知識を身に着けておりマスターの思考補助や助言など様々なことでマスターを助けてくれる。
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魔具作成 ユニークスキル
魔具をMPだけで作成することができるスキル。魔武器や」魔法具なども作ることができる。それに加え、スキルや補助効果、エンチャントもつけることができる。等級もある程度は決めることができる。
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九十九 ユニークスキル
世界に存在している種族スキルとユニークスキル以外のスキルを取得できる。それに加え自分で新しく合成進化することは可能だがレベルを上げることはできない。最終進化ではレアスキルになることもある。
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夢現 ユニークスキル
幻惑魔法の最終進化スキル。ありとあらゆる幻惑を見せることができる。人数と強度によって消費MPが変わる。
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森羅万象 レアスキル
鑑定と隠蔽と看破の最終進化合成スキルあらゆるものが鑑定できて、あらゆる官邸から隠蔽できる。ちなみに同じスキルを持っている場合、看破はできないが、森羅万象を持っていることだけはわかる。ここまでたどり着けた者は世界にまだ存在しない。
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全状態異常無効 レアスキル
あらゆる状態異常の最終進化スキル。どんな状態異常も受けなくなる。だが熱いや寒いなどの体感温度は変わるわけではないので注意。
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全属性魔法 レアスキル
すべての属性(火、水、風、雷、氷、炎、毒、光、闇)の魔法がすべて使えるようになり。そして合成魔法も同時に使えるようになる。
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刀王 レアスキル
刀術の最終進化スキル。刀に関するありとあらゆることができるようになる。
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銃王 レアスキル
銃術の最終進化スキル。銃に関するありとあらゆることができるようになる。この中には、火薬銃だけでなく魔法銃や魔銃なども当てはまる。
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死神の大鎌 レアスキル
大鎌術の最終進化スキル。大鎌に関するありとあらゆることができるようになる。このスキルにするには威圧スキルの最終進化スキル、冷酷なるものの瞳を持っていることにより、同時進化できる。
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死神の威圧 レアスキル
威圧の最終進化スキル。威圧のみの最終進化スキルである冷酷なるものの瞳とは違い相手に威圧するだけでなく、相手の精神状態によっては殺すこともできる。気絶などの無力化もできるようになる。
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覇者の言霊 レアスキル
言霊の最終進化スキル。自分の言葉に乗せるMP量によってある程度強制力の強弱ができる。だが無理をしすぎると、相手の精神を破壊しかねないスキル。
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畏れ レアスキル
このスキルは、いくつものスキルが合成することによって出来上がった特殊スキル。相手に本能的な恐れを抱かせることによって、自分を視認させないことや幻を見せることや絵可能になる。
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無限収納 レアスキル
アイテムボックスの最終進化スキル。呼び名は変わってないが物が無限に入り入れている時間を止めたり遅くする早くすることなどが可能になる。
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(まあこんだけあれば死なないべ)
「おぬし何をしに異世界に行くのじゃこれ。世界征服でもしに行くのか。」
(せっかくの異世界倒れは世界の全を旅するぜ)
「良いのじゃが、世界を壊すことや物価などのことに気を付けておくれよ。おぬしの巻作成だけでも十分なのじゃからな。」
(わかってるよ。世界を壊したら旅できないだろ。でも国が一個ぐらいなくなっても文句言うなよ。俺がそこまでするにはそれなりの理由があると思うから。)
「わかったのじゃ。自分から壊しに行かなければよい。それと勇者召喚されるからにはそれなりの理由があるはずじゃ。何かあったときは他のぬぞ」
(さすがに俺にまで、被害が来そうになったらつぶす。だがそうでもなかったら微妙だな。)
「頼むぞ、おそらく言った瞬間からおぬしは世界最強になれるじゃろうから。ではもうそろそろいいかの。(待ってくれ)なんじゃ。」
(最後にお願いがある。姿を変えるスキルがほしい、俺は勇者として生きていく気がないから姿を変えないとめんどいからな。一回使用したら消えるものでいい。だから最初は離宮と変わらない姿で頼む。)
「わかったぞい。それなら異世界旅行を楽しむのじゃ。」
その会話を最後にまた意識が暗闇に落ちていった。
転移後、神界
「なんとも面白い小僧じゃったわい。普通あれだけの力を手に入れたら世界を支配したくなる気持ちが少しはあるもののあの小僧にはみじんもそれがなかった。それどころか眷属召喚の二人をもう完成させて、その二人と世界を旅したいのが本心じゃったしの~。それも二人ともタイプは違えどどちらも幼気な少女という、面白いものを最後に見たワイ。これならそのまま力を与えても大丈夫じゃろ。」
「むっ!異世界に来たのかな。みんなもやっぱいるんだな。そりゃそうか、じゃないとただ巻き込まれたことになるしな。」
「あれ?翔~ひさびさじゃないか。なんでお前までここにいるんだ?お前も一所に召喚されたのか?」
「あれ。クラスって言ったのに学年全員来てんジャンあの神適当なこと言いやがって。俺は勇者じゃないぞ。まだ俺がお前らの学年に登録されたから巻き込まれたんだよ。」
「そうか災難だったな。俺たち勇者がなんとかしてやるから、大船に乗ったつもりで待っててくれよ。」
「そうさせてもらうかな。そろそろ他の奴起こそうぜ。」
「そうだな。ってもみんな起きてきたんじゃないか。『ガシャン』おっ!俺たちを創刊した人たちが来たな。行くか。」
「そうだな。」
ちなみにさっきからしゃべっている相手はおんなじクラスにいたやつ名前は黒崎高貴で、俺と同じくそこまで目立つわけじゃないがいいやつなので話している。結構趣味やスポーツもそこそこできることも一緒なので気が知れていて話しやすい。身長は俺と同じくらいの180センチメートル。
他の奴も起きてきて俺に気が付いたようだ。
「久しぶりじゃないか。お前が行った後みんな寂しかったんだぞ。」
「翔じゃんおっひさー。」
「お久しぶりです。翔君。」
「うるさいのが増えただけじゃない。」
「久しぶりだな。」
「どうした、寂しくてみんなのところに行きたくて異世界まで一緒に来ちまったか。」
上から挨拶してきたのが高見沢颯。こいつははっきり言っちまえばハーレム主人公野郎。いつも女子が近くにいて、率先してめんどくさい委員長なんかをやる、正義感あふれるやつだが、おれは苦手な部類に入る。あまり正義感が強くて暑苦しい時があるからだ。だが、イケメンで勉強ができてスポーツ万能で俺らよりも少しでかい190センチメートル前後あるからってのもあるかもしれない。
次に挨拶してきたのが佐々木陽花里。いっつも話すときに伸びる傾向があり球にイラつくことがあるが、クラスのムードメーカーで面白いやつではある。だがこいつの一番の特徴はそんなとこではない。こいつの一番の特徴はなんといっても二つの大きすぎる双丘である。だが決してたるんでるわけではなく。閉まるとこは締まっていて身長も女子の中ではでかい175センチメートルぐらいでモデル顔負けも体形であるのだ。顔もかわいい系でいて髪も丁寧にケアされている。男子にも人気ではあるが高見沢のハーレム要員であるからみんな告白すらできないのだ。
その次の丁寧なあいさつをしてきたのが花沢智子。こいつは学校の作動部に入っていて、いつも腰が低く大和なでしこのような奇麗さだ。身長はさほど大きくなく160センチメートルでこいつは世界で一番着物が似合うんじゃないかってぐらい着物が似合う。なんといっても烏の濡れ羽色の長髪が着物のよさを引き立てているのがわかる。顔はかわいい系でクラスの中ではみんなに好かれてる。因みに陽花里と同じく高見沢のハーレム要員である。
次に挨拶でもなく文句を言ってきたのが霧島奏。こいつは何時も文句を言いながらなんだかんだ話は聞いてるしそれに対する意見もちゃんとかんげてるいわゆるツンデレに近いような奴だ。だがこいつの文句に介してはいけない。なぜならこいつはいわゆる天才といわれる部類やつで。なにを言っても正論で返されるから口げんかで勝てないのである。因みにこいつは身長的に170センチメートルで頭の良さがわかる顔つきである。そして触ったら切られそうではあるがそこが高嶺の花の花って感じできれいだ。そして言わずもがな、こいつも高見沢のハーレム要員だ。
そのあとに来た男子は石崎巌。名前からわかるように巌のように大きく柔道を部の主将である。義理堅く曲がったことが嫌いなやつで、普通にいいやつである。たまに暑苦しくなるが。でも自分も武道に身を置いていたので巌のすごさは歯に漢字で分かる。
最後に失礼なことを言ってきたのが速水俊介。こいつはバスケットバール部のエースをやっている。真面目にしてたらイケメンだと思うのだが、どうしてもチャラさが目立ってしまうが、根はまじめでいつもみんなに気を配っている。視野の広さと零差ではこいつは頭一つとびぬけている。
この六人がこの学年の目立っている奴らだ。うちの学年は自慢ではないがスポーツはできるし勉強もできるやつができすぎている感じでバランスがよくしかもレベルが高いので、こいつらに任せておけば魔族のほうは大丈夫だろう。
「うるせーよ。誰がてめぇなんかに会いに来るのに異世界なんぞに来ないといけねんだよ。この学年ごと飛ばされたから、遠くにいてもこの学年に名前が載っていた俺は、巻き込まれる形で来ちまったんだよ。」
「そうなのか。なんか悪いな巻き込んじまって。俺らあすぐに魔族安価倒してやるから待っててくれよ。」
「ありがとよ高見沢。それはそうともうそろそろド羽のところに立っている女の子に話しかけるべきじゃないかな。困っているようだし。」」
「それもそうだな、、、、あの、大丈夫ですか?」
「あ!大丈夫です。皆さん人数が多かったので緊張してしまいま。わたくしこの国ラーカン王国の第一王女であるラフィン・ラーカンといいます。勇者様方にはこれよりこの国の国王に会っていただきます。その後これからのことについて話していきたいので、わたくしについてきてもらえますか。」
「わかりました。ついていきます。ちなみに僕の名前は、高見沢颯、こっちではハヤテ・タカミザワってなるのかな。よろしくねラフィンさん。」
「ではお願いします。よろしくお願いしますね、ヒカル様」
なんだよこのおっきな扉は奈良の東大寺並みに大きな扉だな。しかも誰も動かしてないってことは魔法を使ってるのか。
≪正解でございます。詳しく言うとこの扉がそもそも魔法道具で魔力を流すだけで操作ができるようになっています≫
(うお!びっくりした。急に話しかけたらびっくりするだろ)
≪申し訳ございません、マスター。≫
(頭の中に話しかけてきたってことはお前が賢者か)
≪左様でございます、マスター≫
(なんか自分でも賢者って呼ぶのが恥ずかしいから名前を付けてあげよう。何がいいかな。やっぱ賢者だからマギかな。どうだ?)
≪ありがとうございます。それではこれからマギと名前を設定しときます≫
(よし、それじゃあ今から謁見だから緊急時以外は話しかけないでね。)
≪了解しました≫
てか謁見の間も随分とでけえな。こんなの日本で早々見れるもんじゃないな。正面の一番高いところに座っていんのが王様か。
「ラフィン、よくぞ勇者を連れてきてくれた。そして勇者たちよ、よくぞわが王国に来てくれた感謝を述べるぞ。そして今はどれほど説明したのじゃ。」
「まだ魔族に世界が脅かされそうになっているとしか。」
「そうであったか。では、今ここで説明してもよいが勇者たちも慣れない環境で大変でしょうから今日は休まれよ。一人一部屋にメイドを付ける。メイドきょう案内してやりない。」
「かしこまりました国王様。」
メイドたちに案内されているときにさっきの謁見の間のことを思い出していた。横に一杯座っていたのが貴族であると思うけど、俺たちを見て安心したものがほとんどだが、何人かはこんな小僧で大丈夫と疑っているのもいたな。至極当然ではあるな、世界をそして自分たちを救う勇者を呼んだらこんなガキがいっぱい来たんだもんな。それよりも、メイドの中にいる獣人毒をまるでごみを見るような目で見たのがいたな。何人か人間至上主義の奴かいるのか、ばれないようにしないといけないな。
「ここが勇者様の部屋になります。わたくは勇者様の専属メイドのレイナとも押しますよろしくお願いします。質問等がございましたらいつでもよんでくださませ。」
「そうかよろしく。レイナさん。俺の名前はカケル・テンジョウ好きに読んでいいよ。それでさっそく質問なんだけど、今日はこれ以上になんか予定がある?」
それでは、カケル様とお呼びいたします。今日は三時間ほどでお夕食になります。食堂で皆さんと食べることもできますが、疲れている尾であればお部屋にお持ちいたしますが。」
「必要ないよ。三時間だね。わかったよ。できたら呼びに来てもらってもいいかな。寝ていたらそのまま寝かしてもらいたいけど。」
「了解しました。それでは何度か外からお呼びして反応がなければ、軽食をお部屋に置いておきます。「それでいいよ」ではそのように。他に何かあったらこのベルを鳴らしてくださいませ。失礼いたします。」
レイナさんってきれいだよな。できるメイドて感じで。よかった変な人じゃなくて。
≪マスターはああいう女性が好みなのですか。≫
(なんだよ急に、悪いがきれいだとは思うが好みではないよ。ていうよりも俺の好み失点じゃない。)
≪はい存じております。ロリコンでございますよね。≫
(言い方に棘があるね。まあいいや。そんなことよりいろいろ準備しないと。)
≪何かすることがあるのですか。≫
(いっぱいあるよ。ステータスの確認、武器防具の制作、眷属の詳細、アイテム類も作りたいし、俺のステータスを見てマギがどう思うかも確認しておきたいし。)
≪そのことでしたら提案があります。私とほかのスキルを同期させてはいかがでしょうか。そうすることで、アドバイスなどもしやすくなりますし補助もしやすくなります。≫
(そうかい。ならそうするかな。)
≪それでは同期を開始いたします。少々時間がかかるのでお待ちください。≫
そうか。にしても一人部屋にしてはデカすぎやしないか。天井も常に二階分ぐらいありそうでベッドも何人で寝るんだよってぐらいいるな。『コンコン』だれだ?