1、転生
新しい作品、宇宙終わってないのに…
知らない天井、小さな手、鏡に映る絶世の美少女、突然流れ込んでくる大量の記憶。悪役令嬢転生モノの鉄板。これは…乙女ゲームかぁ…
ん?あぁ申し遅れました、私転生者の荒北 伶…現悪役令嬢のヴィーリア・ルリアーネ・ライ・フィリーストと申します…昨今流行りの異世界転生をしたようです…悪役令嬢モノのやつね…例に漏れず断罪される悪役令嬢に転生したんですよね…
こういうやつって大体ヒロインも転生者でヒロインは大体性格悪くて主人公を追放しようとしたり…主人公はゲームの強制力に抗ったり…攻略キャラと仲良くしたら執着されたとか…それに気づかないとかじゃないですか…このゲームR18版でヤンデレルートとか結構ヤバめのルートあったんです…
原作通り振る舞ったら断罪されて…優しくしたらヤンデレになるかもしれない…
私ほんっとに前世から男性が苦手なんですよね、妊娠とかも理解できないし、子供のかわいさもわからないし…
正直なところどっちもヤダなぁ…攻略対象と関わりたくないなぁ…
あ…昔読んだ漫画で引きこもりになるやつありましたね…私もそうすればいいのでは?色々根回しして王家も黙らせてあれを…
よし…決めました…私、引きこもりになります
_________________________________
さてまずは何をしましょうか…あーストーリー書き出しときますか…えーとタイトルなんだっけ?…ぁあ「華恋な君に誓いを」でしたっけ、略称は華恋で、ストーリーは…
【㊙️「華恋」設定】
・基本情報
1、ヒロインは豊穣神の祝福と運命神の祝福を持っており聖女として認定される
2、ヒロインの名前はフィアリア・レイディアント・ライフィート
3、ヒロインの容姿はデフォでホワイトブロンドの髪にローズピンクの瞳を持つ美少女、B Eの75、W 57、H 80 身長153cm 体重45kg
4、攻略対象は5人、王太子、枢機卿、宰相の息子、悪役令嬢のお兄様(公爵子息)、幼馴染の剣聖
5、王太子は腹黒系溺愛、枢機卿は盲目系敬愛、宰相子息は敬語系純愛、お兄様は独占系寵愛、剣聖はわんこ系永愛
・基本ストーリー
1、子爵の娘のヒロインが祝福の日に豊穣神の祝福と運命神の祝福をもらい、聖教会から聖女になって欲しいと打診を受け聖女に
2、特待生として学園に入学、学校生活や学校行事、聖女としての仕事、好感度上昇クエストで攻略対象と親交を深める→魔王が復活
3、王都で事件が増え、攻略対象(好感度が足りなければお兄様はなし)と事件解明を。ここでルート分岐
4、悪役令嬢が原因ということを突き止める→戦闘へ。お兄様の好感度が足りてればそこで私を撃破、足りなければお兄様と一緒に逃走される。
5、スタンピードが起こり対処する→魔王討伐に向け最終準備をする
6、魔王討伐、4で私を撃破してれば難易度が少し下がる、撃破してなければ魔王に兄と共に加担し難易度が上がる
・私の設定
1、魔法神と星獣神から祝福を受けるも終盤では没収される。
2、容姿は銀に近いインディゴブルーの髪に藤納戸の瞳を持つ美女、B Iの80、W 60、H 85 身長167cm 体重52kg
3、全属性魔法を操り、動物と意思疎通が可能また、その影響で精神系の魔法が一番得意
4、裏社会を支配する組織「アルカディア」のボス
5、お兄様は義理の兄、公爵家に男児が生まれなかったため分家から文武両道、眉目秀麗な子供が引き取られた
備考
・精神魔法を帯びた魔力のせいで、お兄様が私と一緒にるときだけ洗脳みたいな状態になる
よしこんなもんですかね、攻略対象のことは出会った時に書き足していくとしましょう。
確か兄様は私が5歳の時にくるはずだから…今四歳九ヶ月くらいでしたっけ…ならそろそろのはず…とりあえず嫌われないようにだけしておきますか…
今は…魔力増幅訓練でもしておこうかな…いや筋トレとかストレッチのほうがいいか…体を作らないと魔力に耐えられなくて、魔力不適応症?になるらしいので…
コンコンコン
「お嬢様シエナです」
「いいよ」
「失礼します」
彼女は私の専属侍女シエナ、カーキ色の髪を高く一つに結んだ切れ目の美人さんです。私の護衛も兼ねている結構すごい人なんですよ。
「お嬢様おはようございます。本日の御予定は朝食後、語学の授業、歴史の授業、ラディバ夫人によるマナーレッスンを経て…」
これ四歳児にやらせる内容じゃない気がします…私後継でもないのにこんなに学ばせる理由とは…外国の王族に嫁がせたいとかですかね…でもうちの両親ってお兄様が来た3年後…つまり私が八歳の時に亡くなるんですよね…転落事故かなんかで、まぁ別に原作改変はそんなにするつもりはないのですけど
____________________________________
はぁ疲れた、ラディバ夫人でしたっけ、ずっとニコニコしてる人、何考えてるかわからないから苦手なんですよね…
そういえば今日一回も両親に会ってませんね…
「お嬢様、この後は御両親とお食事となります。」
「わかった」
あぁフラグ回収とでもいうんですかね…いや、ヴィーリアの記憶では公爵夫妻は政略結婚の仕事人間で、子供に関心がそこまでなかったってあったんですよね…まぁ本当は違うかもしれませんけど…うーん、今までのヴィーリア通りに振舞いますか…ヴィーリアって子供の時は結構物静かで純粋なお嬢様だったんですよね…両親の死で変わったんですかね?
「シエナ、行こう」
「はい、お嬢様」
いくら広いとはいえここは家の中ですからね…元日本人の私としては靴を履いたまま廊下を歩く、というのは少し抵抗感がありますね…まぁすごい広いので家って感じがしないのが救いですかね…いつか慣れるでしょうか…
あ、着きましたね…長かった…
「ヴィーリアお嬢様がおいでになりました。」
「入りなさい」
「失礼します、お父さま、お母さま」
「そこに座りなさい」
指示された通りに椅子に座ります…記憶にはありましたが両親2人共美しいですね…
「今日は何をしたんだ?」
こういうのって先に一ヶ月の予定とかを提出しておくものだと思うんですが…忙しくて見てる暇がないか、関心がないか…あ、でも関心がなかったらこんなこと聞かないか
「語学と歴史のお勉強と、マナーレッスンをしました」
「ラディバ夫人は良い人よ、社交界を一から百まで知っているわ」
あーこれはあれですね…子供を愛してるけど不器用で接し方がわからないーとかそういうやつですか…こういう人をみると、いつもなんでできないんだろうって思います…んーまぁ愛情はあるようですから、3年後の私が愛着がわいていれば助けるでしょう…
「私はー」
_______________________________
ご飯美味しかったなぁ…お風呂も大きかったし…
私はちゃんとヴィーリアでいれたでしょうか?
《side:???》
あいして
色々考えた設定出したくてたまんない自分を抑えるのが大変




