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詩集:男性シンガー パンクなロック

フリーダム

作者: 歌川 詩季

 適度に、でいいんですけどね。

 翼がなけりゃ空も飛べない

 ちっぽけな背中を自由だなんて ぼくは呼ばない


 気ままに見えて1/6(ろくぶんのいち)

 公平なダイスを自由だなんて だれが呼んだか


 フリーダムを名乗った鈍器で横づらを殴られたって

 ()れあがるのはきっとあすの晩までさ


 古地図なけりゃ宝探しに

 でかけないこどもを自由だなんて ぼくは呼ばない



 フリーダムに焦がれたまぶたで悔し涙を流したら

 ()れがひくのはやっとあすの晩からさ


 駅から駅をつなぐ線路じゃ

 マッハ2の列車も自由だなんて ぼくは呼ばない


 さみしさだけで恋をかさねる

 プレイボーイなんか自由だなんて だれも呼ばない

 自由すぎても、どうしたらいいか困るもの。



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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