始まり
また新しく書き始めました
他にも書くものがあるので更新は遅めで
「はっぴばーすでーとぅーゆー!」
俺の横ででかい声で叫ぶ馬鹿がいる
「五月蝿いぞ、それで何のようだ?」
俺は横で叫んでいる西山 馨に問うた
「いやいや、今日はおーくんこと王 嬴政くんの生誕した日だよ?盛りあがろうよ!」
「……ああ、そうだったな。だから母もテンションが高かったのか納得がいった」
「え〜、忘れてたの?」
「興味がないからな、母はとても楽しみみたいだがな、今日もはさから張り切ってケーキを作っていたぞ」
「わー!今日は私もお家に行くからね!プレゼントもそこで渡すから!」
「そうか」
それからも俺は学校を歩いていると様々な生徒が声をかけてきて祝福してきた
その全てに軽く対応して流してきた
そうして1日を過ごし家に帰ってリビングに入ると
パン!パン!
「「お誕生日!おめでとーーーーーー!!!」」
という元気のいい声が聞こえた
「はぁ、ありがとう」
「せーちゃん、お誕生日おめでとう!」
母の王 春燕が祝ってくれる
「ああ、母よ、テンションが高いな」
「うん!はいこれプレゼント!」
母が大きめの箱を渡してきた
「今年は何だ?馬鹿みたいに高級なものではなさそうだな」
「うん!今年はねー、ゲームの本体だよ!」
「この馨ちゃんからはカセットをプレゼントだよ!」
二人からもらったのは最近人気が出てきているVRMMOであった
「ありがとう、ゲームなどほとんどやったことがないが頑張ってやってみよう」
俺は感謝を述べ、そこから3人で夕食を食べた
そして就寝し、朝の四時に起きた
「そういえば貰ったものをやらねばならぬが、朝のトレーニングをしてからでいいか」
そこから俺は腹筋、背筋、腕立て、スクワットを軽く千回ずつやり両手両足にそれぞれ百キロの重しをつけ五十キロのランニングをして家に戻った
「おかえりー!ご飯できてるよー!私は会社に行ってくるから家のことよろしくね!」
「わかった」
母が出ていき、家に一人になったのでさっそくゲームを始める
ヘッドギアを装着してベットに寝る
暗闇から少しずつ明るくなっていく
視界がクリアになり周りには何もない
『ようこそいらっしゃいました。新たなプレイヤー様』
天から声が聞こえる
『まずはあなたのこの世界での名前を教えてもらってもよろしいですか』
「エイセイだ」
『では次に、あなたのことを教えてください』
「ふむ、俺は法だ。俺は基準だ。俺が正義だ。俺は絶対であり裁く者だ」
『…なるほど、そうですか……え?は、はい』
誰かから連絡が来たらしく焦っている
「どうした」
『い、いえ、あなたの種族が決定しましたあなたは"正義と法の神"です』
「ほう、それはどんな者なのだ?」
『それは、あの後にある方から聞いてください』
「わかった」
『次にメインの職業を決めてもらうのですがそれはもう決まっております。』
「それは?」
『断罪者です』
「なるほど、楽しみだ」
『次にサブ職業を決めてもらいます』
「まて、断罪者はどのような職業なのだ?」
『はい、断罪者は剣や光や闇を極め、正義と法の神に認められ、神に成ることで得られる職業です』
「なるほど、ではサブ職業は、剣士にしておこう」
『かしこまりました。次は容姿設定です』
「わかった」
『ではどういう風にしますか?』
「そこまで変えなくてもいいから髪と目だけ変えてくれればいい」
『かしこまりました。では、髪は金色に、目は青と赤のオッドアイでよろしいですか?』
「それで良い」
『では最後にステータスを振り分けましょう』
天の声がそういうと目の前に半透明の板が現れた
名前 エイセイ
種族 正義と法の神(見習い)LV1
メイン職業 断罪者lv1
サブ職業 剣士LV1
HP 1000/1000
MP 1000/1000
STR 1200
VIT 950
AGI 1150
INT 1600
DEX 920
LUK 20
STP 100
スキル
「ふむ、今のところは振らなくても良い」
『え?』
「もう少しプレイしていけば何となく分かりそうだ」
『そうですか、では最後にスキルのプレゼントです』
《スキル『剣術』『闘術』『断罪』『光魔法』『闇魔法』を獲得しました》
「なるほど、この五つか」
『はい、これよりあなたは自由な旅をお楽しみください。では、いってらっしゃいませ』
その言葉を聞くと足元が光だし目の前が真っ白になった
楽しんでいただけたら幸いです