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第5幕 絶対カウンター

これはコント…なのか?

後書きの反省部屋の方がオススメですから。

第5幕 絶対カウンター

俺は剣士エージ、この剣と魔法の世界『ヤイタニック』でも三本の指に入ると言われている強者だ。

今日は、その三本の指に入るもう一人の人間、剣聖チヨコとの決戦だ。

前回は惜しいところでカウンターを食らって負けてしまった。

今日こそは絶対にチヨコを負かして『剣聖』の称号を頂く。


場所が変わり、ここは決戦の場。

「よく逃げないで来たなチヨコ!」

と叫ぶエージ。

「お前こそな。」

チヨコはあまり上等とは言えない木剣を持っている。


「さあ、今日こそはお前を倒して、お前の持つ『剣聖』の称号を頂く!」

「好きにしろ、どちらにしてもお前は絶対に私には勝てないからな。」

「ぬかせ!覚悟しろ!」

エージが腰の剣を抜いてチヨコに斬りかかる。

だが、一瞬で勝負が決する。


ボゴッ!


チヨコの攻撃だけが相手に届く。


「む、無念…」

エージは額に木剣の攻撃を受けて倒れ込む。


しばらくして気が付くエージ。


「くそっ!今日は駄目だったか。」

「『今日は』、ではないだろ、『今日も』の間違いだろ?」

ニヤリと笑うチヨコ。

「何故だ?!あれだけ修練を積み、もう一人の『剣聖』候補も倒したのに…何故だ、何故だ、何故なんだあ~!!」

「お前では絶対に私には勝てない。」

チヨコが断言する。

「そんなこと…俺がもっと努力すれば、必ずや勝てる日が来るはずだ!」

とエージが叫ぶが、チヨコは両手の平を上に向け()()()()といったポーズをとる。

「これは誰にも言っていなかったが、私には秘密があってな。」

「秘密だと?それは一体?」

「私には恐るべきスキルがあってな。」

「す、スキル?!」

「そう、私には相手からの攻撃を確実に反射する『絶対カウンター』と、どれだけ相手が強くても、それより少しだけ強くなれる『絶対優越』という2つの()()()()()があるんだよ。だから、私に勝てる人間はいないのだよ。」

「な、そ、そんなの反則だろ!ちくしょう!」


ゴーン (鐘の音)

【クリ&カリの反省部屋】

エ「うーん、これはコントというよりか寸劇みたいになってるぞ。」

ヽ(´Д`;)ノ

チ「そうだな、勝負のところでもっと力を入れて殴れば面白いかもな。」

(´<_` )

エ「いやいや、チヨコさんに力を入れて殴られたら確実に死にますから。」

((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

チ「やっぱり、リアリティーは必要だしな、真剣を使うか?」

(* ̄∇ ̄)ノ

エ「いやいやいやいや、あんた何言ってるの?僕を殺しに来てるの?」

((゜□゜;))

チ「大丈夫だろ、ヒールを掛けたら元通りだろ?」

ヾ(´▽`*)ゝ

エ「コエーよ!それは、現実の世界では使えないから!」

(>д<*)

チ「仕方がないな。では私が死にそうな者を復活させると言われる秘薬を探しに異世界『ファンタジー』へ旅に出よう。」

(。・`з・)ノ

エ「それって、チヨコさんのバイト先ですよね?もしかしてその秘薬って?」

ヾ(゜0゜*)ノ?

チ「復活の秘薬『生ヒール』!これを飲めばたちまち復活だ!」

ヽ(*´∀`*)ノ

エ「ハイハイ、『生ヒール』じゃなくて『生ビール』ですね。」

┐(´д`)┌

チ「そうとも言う。じゃあお疲れ様!」

(o゜з゜o)ノ


今日はコントよりも反省部屋で楽しんでください。

では(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪バイバイ


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