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やりなおしのきく人生

作者: 砂時 ハカリ
掲載日:2026/01/04


男は小さな公園のベンチに腰掛け、冬の冷たい風に吹かれてくるくると踊る落ち葉を眺めながら白いため息をついた。自販機で買った缶コーヒーを時折握り替えながら気休め程度に手を暖めていた。

「どうしたものか。」

男は仕事でミスをした。男の楽しみといえば忙しなく働いて契約をとり売り上げを伸ばし、伸びていく自分の営業成績と給与明細の額面を見ることくらいであった。しかし、営業で訪れた先の町工場で自社製品の欠点をごまかしながら、質問をのらりくらりとかわして売りつけようとした結果そこの社長を怒らせてしまったのだ。契約が取れずそのまましぶしぶ退散したはいいものの、大口の契約になることが期待されていたがために気が重く、会社に戻って報告することができないままでいた。

以前もこんなことがあった。その時は会社に戻ったあと、どうしてクビにならなかったのか不思議なほど怒鳴られた記憶があった。今度こそはもう駄目だろう。飲み干した缶コーヒーをゴミ箱に向かって投げ、男はまた大きなため息をついた。

「そんなに落ち込んで、一体なにがあったんですか?」

細身だがしっかりした体格の青年がニコニコしながら現れた。爽やかな短髪で肌艶がよく、歳は男よりもいくつか下に見えた。

「君に話す義理があるかね。」

青年はすこし大きめのブリーフケースを大事そうに抱えていた。

ブリーフケースの中身が気になりつつも、男はつっけんどんに言った。

「いえ。無理に話すことはありません。代わりといってはなんですが、私の話を聞いては頂けませんか?」

「まあ、それくらいは構わんだろう。」

「では失礼して...」

青年は親しげに男の隣に座った。

「最近、ひどく後悔した出来事はありましたか?」

「はぁ。」

男はまたもため息をついた。人の不幸話を聞きたがるような人間は、宗教の勧誘か悪徳商法の勧誘か、さもなくば、よっぽど馬鹿なお人よしくらいだ。きっとこの青年はブリーフケースになにか怪しい商材を入れているに違いない。きっとそうだ。と男は思った。

「後悔したといったら、この公園で休んだことだね。カフェにでも入れば君に目を付けられることもなかったろう。」

青年は気持ちのいい笑い声をあげた。

「そんなことだっていいでしょう。では、こちらをどうぞ。」

大きなブリーフケースから出てきたのは商材ではなかった。

なんと、一回り小さいブリーフケースだった。青年は男にそれを渡した。男は驚いて中身を確認したが空っぽだった。

「これはなんだ?」

「そのブリーフケースはね、タイムマシンなんですよ。廉価版なので色々と制限はありますが…そして私はそれを売る商人です。未来商人とでも呼んでください。」

「おいおい。俺が想像してたよりもよっぽどぶっ飛んだ押し売りだな。いったいどんな仕組みでタイムトラベルができるっていうんだ?」

男はあからさまに青年を馬鹿にして笑った。こんな小さなブリーフケースを売りつけるとして、自分ならもっとうまい事を言える。どうやったってタイムマシンなんて言葉はでないだろう。と男は思った。

「使い方ですか?膝の上に置いて両手でポンと叩くだけです。すると3分ほど時が戻ります。」

「3分?3分戻ってなんになる。俺が仕事でミスをしたのはもう2時間も前だぞ。それとも2時間戻るまで何度も叩けばいいってことか?それにそんなに簡単なら今試してみれば分かることだ。嘘をつくにも限度ってものがある。へたくそな営業め!」

あまりにばかばかしい営業トークに男はいらだって、思わず渡されたブリーフケースを叩いた。

その途端、視界から青年が消えた。周りを見渡すと、風に吹かれて落ち葉がくるくる踊っている。

膝の上にはあの小さなブリーフケース。そして手にはまだ中身の残った暖かい缶コーヒーが握られていた。

男は驚いて缶コーヒーを放り投げた。

「本当に時が戻ったのか?いや、そんなはずはない。だが俺は時間を確認していなかったから確かめようがない...」

男が困惑していると、公園の入り口から青年がニコニコしながら歩いてきた。

「そんなに困った顔をして、一体なにが...おや。」

青年は話している途中でブリーフケースに気づいた。

「もう声をかけていたようですね。」

男は穏やかに笑顔を浮かべる青年が怖くなって、腕時計で時間を確認したあともう一度ブリーフケースを叩いた。しかし、目の前から青年は消えなかった。

「まだ使えませんよ。」

青年は再び男の隣に座った。

「私の話はどこまで聞きましたか?3分しか経っていないわけですから大したことは聞いていないでしょうが。」

「すまないがほとんど聞いちゃいなかった。あまりに信じがたい話だったもので...未来商人といったか。これは本物のタイムマシンなのか?」

「ええ、もちろん。」

男が商品に興味を持ったと感づいた青年は、襟を正しつつ男の方へ体を向けなおした。

「実際に体験したでしょう?」

青年の態度が前より少しだけ大きくなった。

「なぜ今は使えないんだ?どうせならもっと時間を巻き戻したいのだが。」

「申し訳ないですが、このブリーフケースにそこまで時を戻す力はないのです。一度3分前に戻ったら1日は休ませないと熱暴走で壊れてしまいます。時の流れを覆すほどの力はなくてですね...なにしろ廉価版ですから...」

「通常版があるのか?」

男が聞くと、青年はあの気持ちのいい笑い声をあげた。

「気が早いですよ。廉価版でもあなたに手が届くかどうか。」

男は馬鹿にされた気分になった。

「これでも十分な貯金をしてるんだ。恥ずかしい話まだ妻子をもっていなくてね。三十路にもなってないから仕方ないと言うやつもいるだろうが…ともかく、同じくらいの歳のやつに聞いてみろ。きっと俺の方が金持ちさ。」

「まあ、そこまで言うのでしたらご紹介します。」

青年はしぶしぶコートの内ポケットから小さな冊子を取り出した。

「どうぞ、これは廉価版トラベルケースの説明書です。通常版との違いはその説明書を見ながら口頭でお伝えしますよ。」

男は説明書を読んだ。3分ごとに1日の冷却が必要なことのほか、タイムトラベル直前の3分間に得たものは3分前には持ち帰れないこと、犯罪行為を行った場合は機能がロックされることなど、そう難しくないことがつらつらと書かれていた。

「つまり俺が人の財布を盗ってタイムトラベルをしようとしたとして、その財布は持ち帰れないし、そもそも過去には戻れないってことか?」

「ええ、そのような話です。性能について言えば、通常版は冷却が1時間まで短くなります。いくつかグレードがありまして最上位版になりますといろいろと持ち帰ることができる上に時間も指定できますが、まあ、これはいいでしょう。」

「でその値段はいくらなんだ?」

「通常版でしたら150億円です。」

あまりに突拍子もない価格に男は声も出なかった。その時の男はその人生で1番の間抜けな顔をしていた。

「性能を考えたら安い買い物だと思いますよ。」

あまりに間抜けな顔で見つめてくるので、青年は不服そうな顔をしながら説明書を取り上げコートのポケットにしまった。

やっと我に返った男が聞いた。

「廉価版は俺に手が出せる値段といったが、通常版の値段をきた限りではとんでもない値段なんじゃないか?」

「600万円です。ずいぶん手頃になったでしょう。」

男はまた驚いた。150億円という金額を聞いた後では本当に手頃な安さに思える。それに、彼の貯金は廉価版を買うに足りるくらいはあった。

「うーん。しかし3分戻れて何ができるか...」

男は困った。仕事のミスを取り戻そうにも2時間も経っている。3分で出来そうなことを考えてみても、世の中の金がかかる娯楽は3分ではすまない。ファストフードでも頼んでから3分はかかるし無銭で腹を満たすなんてのも難しい。

「なんでもありますよ。日常の些細な失敗を正すには3分で十分です。近々で何か失敗したことは?」

「実はついさっき営業先の社長を怒らせて追い返されてしまってね。まあ言葉のアヤというか、上手くいかなかった。」

「では今から土下座でもなんでもしに行きましょう。」

なぜ?と男は思った。

男は生涯で真剣に謝罪したことなどなかった。ましてや土下座など決してない。それを恥だと思っていたからだ。自分の能力に自信があり、高いプライドがあった。それで失敗したとしたら、運のせいだと諦めるのが常であった。

「人が恥に恐れを抱くのはやり直しが効かないからです。でもあなたにはそれがある。3分思い切って、それでもうまくいかなかったらポンと叩いて戻ればいい。さあ、やってみましょうよ。あなたの人生は今からやり直しのきく人生になったんです!」

青年は目を輝かせた。

「しかし、まだ買うとは…」

買えるに足る貯金があるとはいえ、600万円は大金だ。男は悩んだ。

「じゃあこうしましょう。1週間お試しということで60万円でレンタルして差し上げます。十分な貯金があるそうですから手が出しやすくなったでしょう。」

「払えない金額ではないな。それならモノは試しだ。使い道はそう沢山思い浮かばないが、いつ何が起こるかは誰にもわからないものだしな。」

男は銀行へ行き、金を下ろして青年に渡した。青年は大きなブリーフケースに現金を雑に突っ込んだ。

「では1週間後、ここでお会いしましょう」

「ああ、わかった。」

男は公園をあとにして町工場へ向かった。入り口の前まで来て、動きが止まった。

「俺はなにをどう言えばいいというのか…」

男は町工場の社長がなぜあなんなにも怒っていたのか分かっていなかった。とにかく契約を取ることばかりに気が取られ、社長の叱責も右から左へ抜けていた。

男が立ち尽くしていると、入り口の戸が開いて社員たちと共に談笑しながら町工場の社長が現れた。

「おや?君は確か…」

社長の顔が険しくなった。顔を合わせた以上、3分かぎりのカウントダウンが始まる。男は急いで膝をつき頭を下げた。なにを謝れば良いかなど全く検討もついていなかったが、自分の頭に浮かんだことを全て言うことにした。

自分にとっては売り上げだけが人生の楽しみで、決まれば大口の契約になると気が大きくなっていたこと。そもそも、何を謝ったらいいのかもはっきり分かっていないこと。なんでも洗いざらい全て正直に言った。

「まあ、顔を上げなよ。」

男が顔を上げると社長は屈んで目線を合わせてくれていた。

「僕はね、正直ものは好きだ。さっきの君とは人が変わったように感じる。謝罪の理由が分からないなんていう謝罪は初めて聞いたが、こうやって思い切って言えるのは勇気のいることだ。君はまだ若いし、やり直す機会を与えるのも年寄りの勤めだろう。もう一度話を聞いてやろう。」

社長は立ち上がり一度閉めた入り口の鍵をもう一度開けた。

「先に帰っていいですか?」

社員の1人が言った。

「もちろん。お疲れ様。さあ、君は早く来なさい」

社長が工場の中へと進むので男も急いで着いて行こうとすると

「おい。」

と社員たちが声をかけた。男はあんな醜態を晒した俺に一体なにを言われるのかと、今すぐブリーフケースを叩いて逃げてしまいたい気持ちでいっぱいだった。

「かっこよかったぞ。」

「なかなかできることじゃないよ。なぁ?」

「頑張れよ。」

男は肩をトンと軽く叩かれ背中を押され、訳もわからないまま会社の中へ押し込まれた。

馬鹿正直というのも案外気持ちがいいかもな。と男は思った。

二度目の営業は成功した。気の乗った男は社長の全ての質疑に正直に答えた。社長はにこやかに頷き印を押した。

男は社長に深々と頭を下げて町工場をあとにした。

「なんだかいい気分だ。しかしもどかしい。せっかく60万円も払ったコイツを使う機会を失ってしまった。なにかまた思い切ったことをしよう。」

会社に戻った男は新規契約について上司に報告した。

「3時間以上も帰ってこないから失敗したかと思っていたぞ。よくやった。さすがは仕事の虫だな。」

上司はオフィスの同僚たちに拍手を促した。

男は称賛を受けながら思った。

「そうだ。俺には妻子がいない。仕事ばかりで考えたこともなかったが、いっそ思い切ってみるのもいいだろう。まずは出会いの場を設けねば。」

男は声を上げた。

「みなさん。ありがとうございます。ここで私から一つご相談があるのですが、今週末に課を跨いで忘年会なんてやりませんか?うちはなかなか懇親会もせずにやってきましたが、新人たちも横や縦のつながりができると色々とやりやすいものですし…私が幹事をやりますから今週末にでも。」

オフィスは静まり返った。

沈黙が恥という棘になって男に突き刺さる。

よしきた。今こそチャンスだと男はブリーフケースを叩こうとした。

「いいですね!」

1人の同僚が言った。

「え?」

男は止まった。

「ぜひお願いします。楽しみにします。」

「まさか、君からそんな提案が出るなんて思ってもいなかったよ。」

同僚たちや上司は口々に賛同した。

数秒の沈黙は、今まで大した交流もしてこなかった“仕事の虫”が忘年会の提案をしたことに驚いていただけで、誰もそれを責めている訳ではなかった。

男はまたチャンスを逃した。

あっというまに忘年会の日がきた。料亭の大広間を貸切りのどんちゃん騒ぎで大盛り上がり。

会は大成功を収めつつあった。

男は慣れない場ながらも幹事としていそいそと働くことで、居心地の良さを感じていた。

ふと、1人の女が目に留まった。自分と同じように忙しなく動きながらも社員たちと気さくに挨拶を交わし、明るく溌剌で活気のある女だった。

男はその女を見るまで忘年会を企画した目的を忘れていた。

「そうだ。俺は俺の出会いのために幹事を名乗り出たのではないか。テキパキ動いて帰るところだった。俺は今、彼女に惚れたのかもしれない。俺は恋を知らないが、きっとこれがそうだろう。」

男は荷物置きに向かいブリーフケースを手に取った。

「女性を口説くのにこんなものを持つのは卑怯かとも考えたが、俺以外知るよしもない。誰も俺を卑怯者とはいうまいな。」

人前で声をかけるのも申し訳ないと機会をうかがい、男は女に声をかけた。

「どうも。」

一言発したそれだけで、女は男に十を返した。

「あら、今日の会の幹事さんね。あなたすっかり有名人よ。元々帳簿で名前は知っていたのだけど、あなた仕事熱心でしょう。ずっと外回りばかりで顔をみることなんてないし、うちの課のみんな一体どんな変わった人かって噂してたのよ。そしたらこんな会を開いてくださるものだから、ついつい浮かれちゃって。今日はどうもありがとうございます。こんな人数をまとめるなんて大変だったでしょう。」

男はその勢いに押されつつ答えた。

「い、いえ。なんせ仕事の虫ですから。」

女は声を出して笑った。端正な顔にくしゃっとシワが入る。そのせいでズレた眼鏡の鼻あてをなおしながら

「意外。あなたってそんなことも言えるのね。」

と小さく口角を上げた。

「それでご用件はなあに?挨拶で終わりなのかしら。」

女は男の目を見ていた。

男は目を逸さぬまま言った。

「さっき君を一目見て、声をかけたいと思った。俺は学生の頃も勉強尽くし、今だって仕事ばかりで恋愛なんててんで分からないが、君と過ごせば分かる気がすると思ったんだ。だから期を逃すまいと、今声をかけたって訳だ。」

女は目を丸くして少しの間黙っていた。

「そう。えっと、あたし、あなたのように真っ直ぐな人を初めて見たわ。せっかくだから連絡先くらいは教えてあげる。じゃあ、行くわね。」

女はそそくさと宴会場へ戻っていった。

上手くいったのか下手をしたのか男には分からなかったが、不思議とブリーフケースを使おうという気にはならなかった。


あっというまに時が過ぎ、気がつけば男は一度もブリーフケースを使うことなく期限の日が来た。

あの公園のベンチに座り、缶コーヒーを飲みながら青年を待った。

突然横から風が吹きつけたかと思うと、いつの間にか隣に青年が座っていた。

「どうでしたか?やりなおしのきく人生は。」

男は青年の登場に驚きつつも今更どうこう言うことはなかった。

「どうもこうも一度も使わないままさ。本当に一度も使っていないのだから、返金なんかは出来ないのか?」

「申し訳ないのですが当社はそう言ったサービスを行っておりません。が、私も鬼じゃありません。」

青年は自分の大きなブリーフケースからシワのついた60万円を取り出してベンチの上に置いた。

「さて、じゃんけんでもしますか。」

「え?」

「あなたが勝ったらお返しします。あいこでも構いません。一発勝負でいきましょう。」

青年はすでに拳を握り準備万端といった様子だった。

「こんな金をじゃんけんでだなんて馬鹿げてる。」

男は不平を漏らしたが、すぐに思い返した。

「君に出会った時から全部馬鹿げたような話ばかりだ。よしのった。一発勝負といこう。」

二人は緊張のような緩和のような不思議な笑みを浮かべながら声を合わせて言った。

「「じゃん、けん、ぽん!」」

男はパーを出していた。

「それでは、このお金は頂いていきますね。」

男は負けていた。

青年が60万円の札の束に手を伸ばした瞬間に、男はその手のひらそのままブリーフケースを叩いた。

目の前から青年が消え、時間は待ち合わせの2分前になっていた。

「次はグーを出せばいいわけだ。」

と男が思っていた瞬間、背後から風が吹き、背中を突かれながら言われた。

「時間を自由に行き来できるのに私が負けるはずないじゃないですか。」

青年だった。

「まだ待ち合わせまで1分56秒はあるぞ。」

男は動揺しながら腕時計を見た。

「ええ、私も私と鉢合わせるのは好まないのでさっさと話を進めますよ。」

青年は慣れた手つきで男からブリーフケースを取り上げて、自分の大きなブリーフケースの中にしまった。

「これでもう私が回収に来ることはありません。それでは、また。」

青年がブリーフケースの底を撫でると、突風が男の顔に吹きつけた。思わず瞬きをしたその瞬間に青年は消えていた。

どうにか60万円を取り返そうと思ったが、待ち合わせの時間を過ぎても青年は来なかった。

男はベンチに座り、缶コーヒーの残りを飲み干してゴミ箱へ向かって投げ捨てた。

「どうしたものか。」

男は携帯電話を取り出して、新規登録された連絡先を見つめた。

あのブリーフケースはもうない。けれど、もういらないと分かっていた。

男は発信のボタンをおした。

電話はすぐに繋がった。

「もしもし… もしもし……

ええ。そうです。仕事の虫です。はは…

その、要件というほどでもないのですが、今度の日曜日に食事なんてどうかなと思いまして……

本当ですか!

ええ、ええ。もちろん、二人で───────」


60万円でやりなおした人生は男にとって安い買い物だった。

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