エープリルフール2(二百文字小説参加作品)
掲載日:2010/04/02
「プロポーズをお断りします」
総一郎は律子から返事をもらった。
「何でメールなんだよ!」
総一郎はムッとしてパソコンを閉じた。そしてハッとする。
「今日はエープリルフールか」
更に自分の仕出かしたミスに気づく。
「俺も同じ事を……」
彼は三月三十一日のアメリカから四月一日の日本に電話し、求婚してしまったのだ。
電話が鳴る。律子だ。
「さっきのメール嘘よ。お受けします」
総一郎は思わず尋ねた。
「あのさ、その嘘ホント?」




