ありがとう!みんな!
マゲール「ガッハッハッハッ」
ギャラクシー「イヤーッハッハッハッ」
盛り上がってるな
サワラ「アッハッハッハ!あ!ゴルチョン!遅いよー、折角のダンゴムシが冷めちゃうよ」
ギャラクシー「それよりよ!これ見てくれよコレ」
なんですか?漫画?ですか
マゲール「そうです!今大人気の『勘弁して!メガネゴリラ』です!」
へー(つまんなそだな)
ギャラクシー「まあ読んでみろよ!腹、ネジ切れるぞ!」
へー、そんなに面白いんですか!
(どれどれこの世界の漫画のレベルはどんなもんかな)
ーーーーーーーーーーーーー
「おい!てめぇなにしてやがる!」
見上げる程の大きな、そして屈強な男がケツの穴から雪の女王でも出さんとばかりに声を張り上げた
「すんません!道歩いてたらちょうどいいダンゴムシいたんでボールのつもりでかっ飛ばしたら鼻の穴にめり込んで奥歯がタコツボみたいになってしまいました!すんません!」
「んなこたどうでもいいんだよ!お前の右手にあるもんわなんなんだよ!!」
見ると確かに右手にはバットではなく札束が握られていた
「え!これは、知りません」
「しら切るきかこのやろう!」
屈強な男は怒りが収まらない。まさにガスボンベ10本を飲み込まんとする勢いだ。
「本当に知らないんです!信じてくださいゴリラさん!」
「誰がゴリラだコラ!」
「すんません!メガネゴリラさん!」
「お前、、、」
男から怒りの感情が消えた、まるで台風の目のど真ん中にダルビッシュがロケット花火をツーシームで投げたようである
「お前、、その名前を、、まさか、シリコンか!?」
「そうです!シリコンです!俺はシリコンなんです!信じてください!」
シリコン。屈強な男は、遠い過去の記憶を思い返していた。
「いや!シリコンは死んだはずだ!」
メガゴリが学生のころ不慮の事故で帰らぬ人となったシリコン
そのシリコンがここにいるわけないだろう
「生きてたんです!シリコンは!いや正確には生き返ったンです!」
シリコンの目からは大粒のダンゴムシがボロボロと落ちだした!
「いや!信じられん!俺はハッキリ覚えてるお前が死ぬところを目の前で見た!」
「そうなんです!死んだんです!なんすけど、生き返らしてもらったんです!ダンゴムシ工場をやれって神様にいわれて!」
シリコンのザルの中はダンゴムシで一杯になっていた
「そこまで言うなら、これは覚えてるか?」
メガゴリはカツラの裏に隠してあった一枚のカードを見せた
「!それは!当たり前すぎてアゴがケツになりますよ!」
「言ってみろ!」
「それは遠足で山登りにいった時。トイレが我慢できないメガネゴリラに、俺が貸したキラカードですよね!」
「シリコン!!生き返ったンだな!ホントに」
「やっと、返してくれるんですね!」
「お前のキラカード。。。固かったぜ!(お陰様で俺は今も切れ痔だ)」
こうして時を経て、キラカードはシリコンの手に戻った。
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(なにこれ)
ギャラクシー「いゃ最高だよな!」
マゲール「今週も抜群でしたな」
サワラ「どうだった?ゴルチョン!」
え、いや、おも、面白かったです!
ギャラクシー「だよな!なにがシリコンだよ!ギャーッハッッハ」
そこ!?
キリマン「盛り上がってるところしつれいするでごす!
ハッピバースデートゥーユー」
全員「ハッピバースデートゥーユー!」
なになに!誰の?
全員「ハッピバースデー、ディア、マゲ~ルー!」
そうなの?
全員「ハッピバースデートゥーユー!」
マゲール「(号泣)ありがとう!みんな!」
アユ「マゲールさん早く火を」
フーッ
全員「おめでとう!マゲール」
マゲール「恥ずかしながら自分の誕生日も忘れておりました」
アユ「サプライズ成功ね!」
マゲール「私の為に、こんな大変な時に、かたじけない」
ギャラクシー「大変な時だからこそ、こういう普通の幸せを、大事にするべきだろ!」
サワラ「そうよ、来年の誕生日は、、王国で祝えるといいね」
そうですね!
マゲールさんおめでとうございます!
何歳になったんですか?
マゲール「ちょうど2760歳になりました」
ちょうどの意味がわからないけど
めっちゃ長生きですね!
ちなみに
キリマンは?
キリマン「1560でごす」
そうか!こっちとあっちじゃ1時間が1分とすると
60倍ってことか!!、
サワラ「ゴルチョンは何歳なのよ」
俺は、18歳
キリマン「赤ちゃんでごすな!」
だから、こっちでいう1,080歳くらいだと思います!
ギャラクシー「なんだよ!じゃあ酒飲めるじゃねーか!」
マゲール「そうですな!誕生日プレゼントのつもりで一緒に飲んでいただけませんか!」
サワラ「はい!美味しいよ~」
じゃ、じゃあちょっとだけ
ギャラクシー「それじゃ改めて、マゲール将軍おめでとう!乾杯!」
全員「カンパーい!」
ゴクゴクゴク
んー!美味しい!飲みやすい
サワラ「でしょでしょ!ダンゴムシを発酵させていろいろやったやつよ!」
(またダンゴムシかい!まあいいか美味しいし)
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ギャッハッハッハ!ヒー
マゲルーさんもう一杯いきましょ~
マゲール「ガッハッハッハッ!さすが伝説のゴルチョンガーですな!!サワラ殿おかわりお願いするでゴザル!ガッハッハッハ」
サワラ「バカ!いつまで呑んでんだ!もう一滴も残ってないよ!!」
ちょっと飲み過ぎたでゴザルね
あれ?ギャラさんは?
サワラ「ギャラクシーはもう部屋に戻ったよ!あんたらと違って、酒にも強いのよ!かっこいいし!」
マゲールさん!なんか思ってたんすけど
サワラさんギャラクシーのこと贔屓してますよね
マゲール「いかにも。晩御飯も、いつも私より多めによそっていますな」
サワラ「そんなこと無いわよ」
いや、俺、こういうのピンとくるんすよ
サワラさんギャラさんの事好きなんじゃないですか!?
サワラ「うるさいなぁ!!もう!私も寝る!片付けやっといてよ!!おやすみ!!」
もう素直じゃないんだから
マゲール「いやはや付き合っていただいて申し訳ございませんでした、ちょっと飲み過ぎましたな」
マゲールさん。
いい世界ですね。ここ
マゲール「。。。」
みんなの笑顔を守って見せます!
取り戻します!王国を!みんなの幸せを!!
マゲール「。。。グガー、、グガー、、」
寝てるー!!
次回に続く