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読書/ウィットマン、シフマン共著 『FBI美術捜査官――奪われた名画を追え』
ロバート・K.ウィットマン、ジョン・シフマン共著
『FBI美術捜査官――奪われた名画を追え』
土屋晃・匝瑳玲子 共訳
米国FBI美術捜査官ウィットマンの回想録。この人の父親は米国軍人で、立川基地で勤務していたとき、同基地日本人職員女性と結婚。父親はそれを機に日本美術品の蒐集を始める。そのため著者は美術品に対する造詣が深くなった。大学卒業後、一般企業に就職し結婚。FBIに転職。そこから美術専従捜査官となり、専門部署を立ち上げる。彼の任務は、美術館や芸術家子孫・個人コレクターから、南北戦争時の著名な舞台旗、レンブラント、フェルメール、ピカソといった名画を、窃盗団と交渉しつつ、奪還・逮捕するというものだった。
ノート20211126