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読書/コナン・ドイル 著 シャーロック・ホームズ 『橙の種五粒』(短編)
莫大な遺産を相続した青年ジョン・オープンショウが、不可解な伯父と父親の死の謎を解いて欲しいと、ホームズたちのアパートを訪ねて来る。ホームズが依頼を受託。彼が父親を介して得た伯父の屋敷の暖炉から、手紙に書かれた名簿と考えられる紙片を発見した。そこで、ホームズは、便箋の日付から、船便できた手紙で、KKKのイニシャルから、アメリカの秘密結社であることを知る。
ほどなく、ホームズは、青年が事故死に見せかけて、KKKメンバーに殺害されたことを知る。
ホームズは、KKKの集会場本拠地とメンバーが、アメリカの大きな家具屋地下にある上流階級サロン「素人乞食団」であること、暗殺実行部隊が、ローン・スター号の船長と船員であることを突き止め、寄港地各国警察に指名手配を打診した。
結果、暗殺部隊のローン・スター号一味は、どこの港にも寄港できず、嵐の中で遭難する羽目になった。
ノート20211012