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月連れし者

作者: 右京

月輝く夜、病室のカーテンの隙間から月光がこぼれている


室内は、心音を知らせる無機質な信号音


不意に目を覚ました。面会時間はとっくに過ぎてるのに気


配を感じたからだ。看護師か?見廻りの?


「どう、元気してた?」入院してる人間に向かって話す


には皮肉以外なんでも無い言葉に一気に目が冴た


そこに立っていたのは、何とも不思議な格好をした女だった


「誰だ?」


「忘れたの?私よ」その微笑みに若干の見覚えがあった


昔、私が死神だった時に最後に導いた女だった


「まさか、私と同じ病室だったなんて・・それで?・・


愛は学べた?」悪戯な笑みを浮かべ尋ねてきた


「・・まさか、もう俺の名が名簿に?」逆に問ていた


女は、カーテンを半分程に開き窓際に腰掛けた


「いいえ私の手帳にアナタの名前は無いわ。ただ


アナタの事が気になってね、様子見に来ただけよ。そ


れに・・」美しく輝く月を見つめ、続けた


「月夜に導きは、やらないの。月が好きだから。」


純粋な言葉に微笑ましさを覚えた


「まだまだ勉強中さ、なかなか難しくてね」途中経過


を伝えた


「そうよ、愛は難しいの。だから大切にしたいと思うし、


とても尊いものなの・・」


優しい微笑みを残し月光の中に溶けてく新人死神に私は


エールを送った


「お互いがんはろう」と。




初めての続編になります。「死神に愛を」の続編でした。たまに本当にたまにですが続編を書きたい欲求に駆り立てられるのです。

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