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140字のノベロニア  作者: 山岸マロニィ
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金色・ベルーガ編

パレードの人混みを逃げる不審者に、大剣を振り上げた途端、フードを目深に被った人物は両手を上げた。

「待てって!」

フードから現れたのはレグスだった。

「傭兵仲間として、オメーの晴れ舞台を見に来たんだ」


ベルーガが去った後、レグスは胸を撫で下ろした。「モルジアナを見に来たなんて言えねぇ」



○+●+○+●+○+●+○+●+○+●+○+●+○+●



【金色・ベルーガ】

ヘリオポリスで行われる、ラーの即位パレードの警備に雇われた傭兵。

大剣を振り回す豪快な女剣士。

同じく傭兵という設定があるレグスとは腐れ縁的な関係だと、私は勝手に思っている。

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