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140字のノベロニア  作者: 山岸マロニィ
10/23

タローマティ編

「タローマティ、私の手を取って!」

差し出された手は光に満ち、彼女を温かく招いている。闇に堕ちたタローマティは、その手を握った。

「ごめんなさい、タローマティ。まさか本当に落ちるなんて……」

「落とし穴とは悪趣味だ、アールマティ」

「ドッキリ成功!」の看板に、背信の女神は苦笑した。



○+●+○+●+○+●+○+●+○+●+○+●+○+●



【タローマティ】

ゾロアスター教の魔王。アールマティと対抗している。

オセロニアでもその設定は生かされているが、アールマティはタローマティに手を差し伸べ、敵対はしていない様子。

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