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起こしにきた?
(フロム視線)
ダンっ
何かが落ちる音で目が覚めた。
「おはようございます。フロム様」
Jが起こしに来たようだ。
「朝食の準備ができましたので」
「おい!そこをどけ!」
「行きましょう。」
さっきの大きな音はアルがベットから落ちた音のようだ。
Jはすごく怒っているようだ。
なんでだろう。
「お前、ふざけんなよ!」
「はぁ?」
Jの雰囲気がいつもと違う。
かなり怖い。
「起こしに行ったのかと思えば、
ちょっと天然が入っているフロム様のベッドに入り込んで、
一緒に寝るとは、、、。
受け入れるフロム様もフロム様ですが、
次期王のくせに何やってんですか!?
聞いてます?」
半分くらいわからなかった。
まぁ、いいか。
アルは唖然としている。
「はぁ、フロム様にはどうせわからないでしょうから
朝食を食べに行きましょう、セノンさんも待ってますよ。」
「うん」
移動する途中に
「お前らいつもあんな感じなのか?」
「へ?そうだけど」
「そうか」
アルが溜息を一つはいた。