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リアル北風と太陽

今回はHARISSがお送りします♪

リアル過ぎて笑っちゃう!?な「北風と太陽」、お楽しみくださいませ〜(`∀´)



ある日、北風と太陽はまた喧嘩をしていました。

「この前は負けたけど、今回は勝つんだ!!」

「まぁまぁ北風さん。そんなにイライラしていると、勝てる物も勝てませんよ。」

どうやら、太陽の方はまともらしい。

ちょうどそこに、長いコートをきたサラリーマンが通りかかる。

「じゃ、今回もあの男のコートを脱がせたら勝ちとしましょう。」

「望むところダッ!! では今回は、太陽さんからどうぞ。」

「わかりました。」

太陽は、前の時と同じようにジリジリと暖め始めました。

するとどうでしょう。

その男はコンビニに駆け込み、涼みながら冷たい飲み物を買って飲み始めました。

「いやはや、今日はとても暑いねぇ。」

「こんな真冬だというのにね。やはり地球温暖化の影響かね。」

真冬なのにカンカン照りにしてしまった太陽のせいで、地球温暖化が急激に進んでしまいました。

それはともかく、太陽は失敗してしまいました。

「ヘヘッ。太陽さんは駄目だったな。次は俺だ!!」

そう言うと北風は、ビュービューと冷たい風を吹かせ始めました。

するとどうでしょう。

今度は、近くのバー(要するにキャバクラ)に入っていき、暖かい暖房の効いたところで、女の子達とうはうはしはじめました。

「今日は暑くらったり寒くらったり、おかしいねぇ〜♪」

酔っぱらって呂律の回らない男。

「うん、そぉだねぇ〜♪」

凄い営業スマイルですりよる女の子達。

うーん、凄い絵。

どこからともなく聞こえてきたニュースでは、異常気象により、地球は数日後に滅亡。

それはともかく、北風までもが失敗してしまいました。

結局北風と太陽は、男のコートを脱がせることもできず、無駄に地球温暖化を促進し、数日後には地球滅亡という事態にしてしまった。

小さな意地で周りが見えなくなると、周りに迷惑をかけてしまう、ということです。


おわり♪



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