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11作品目 医龍 -Team Medical Dragon-

何回企画出しても誰も賛同してくれなかった作品

ドラマはおもしろいんだけど、やっぱり原作のテイストから離れちゃっているから原作ベースで映像化したいんだよ。

『医龍 -Team Medical Dragon-』アニメ化企画書


■企画意図


名作医療漫画『医龍 -Team Medical Dragon-』(原作:永井明/作画:乃木坂太郎)を、原作の精神とリアリズムに忠実に、最新のCG技術と高度な演出で現代的に再構築し、世界へ発信するアニメーションプロジェクトです。


医療ドラマとしての圧倒的なドラマ性と、個性豊かなキャラクターたちが織りなすヒューマンストーリーを、3DCGと作画のハイブリッドでリアルかつ視覚的インパクトのある映像体験として描きます。


さらに本作は、アニメファンだけでなく、医療教育機関、医療業界にもリーチする「社会的意義の高いエンターテインメント」として、法人向けライセンス展開や医療機関との連携による監修・スポンサー契約など、多角的な展開を視野に入れています。


■企画概要

原作:『医龍 -Team Medical Dragon-』

形式:TVシリーズ/全24話(2クール)

尺:1話 約23分

映像仕様:4Kマスタリング/2D×3DCGハイブリッド

音声仕様:日本語・英語 吹替・字幕対応

制作予算:1話あたり 約4,500万円(全体予算 約10.8億円)


■シリーズ構成案(2クール・全24話)

第1クール(1~12話)「チーム結成と最初の挑戦」

1.朝田龍太郎登場/加藤との再会

2.医局内派閥とバチスタチーム計画始動

3.伊集院の葛藤/緊急手術と実力の片鱗

4.朝田の過去(カテドラル編)回想

5.チーム集結への第一歩/野口教授の思惑

6.バチスタ適応患者の出現

7.チーム内部の衝突/朝田の信念

8.術前検討会と医局内の圧力

9.初のバチスタ執刀/驚異の手術演出

10.成功と代償/伊集院の成長

11.医局からの妨害と加藤の決断

12.次のバチスタ/朝田の覚悟

第2クール(13~24話)「崩壊と再生」

13.霧島の策略/新患者との出会い

14.チーム瓦解危機/麻酔科医荒瀬の背景

15.坂口部長との対立/加藤の選択

16.手術失敗の責任問題と朝田の孤立

17.チーム再結集/加藤と伊集院の変化

18.患者家族との人間ドラマ/医療と向き合う意味

19.第3のバチスタ手術の準備

20.野口と霧島の医局支配強化

21.術前緊急事態/朝田の判断

22.集大成の手術シーン(全CG演出)

23.野口失脚/新体制の兆し

24.龍太郎の旅立ち/医療に向き合う者たちの未来


■ターゲット層

20~40代原作読者、医療ドラマファン(コード・ブルー/ドクターX)

10~20代医療系学部志望者、理系学生、アニメファン

海外層医療職・医学生、ヒューマンドラマ重視の視聴者層、欧米のアート系アニメ支持者


■海外市場への訴求力

◎市場ポテンシャルのある地域:

北米(米・加):医療ドラマ人気強い/グレイズ・アナトミー、ERなどのファン層が存在

韓国/台湾/香港:実写医療ドラマ文化が深く、アニメ×医療という融合に新鮮さあり

東南アジア(フィリピン・インドネシア等)/インド:医療進学希望者が多く、教育性のあるコンテンツに高い関心

欧州(フランス/ドイツ):ヒューマン性を重視するアートアニメ志向と親和性あり


※国際映画祭・医療コンベンションでの発表・上映も視野に。


■CG活用方針

手術シーンのリアル再現:医療器具/人体解剖モデルを3DCGで忠実に再現

インナービジュアル演出:体内映像化で視覚的に手術工程を理解可能に

映像ソフト開発:教育機関・医療法人向けに簡易編集版を別制作(監修済)

開発環境:Unreal Engine or Unity/リグ付き人体テンプレート使用


■監督・シリーズ構成候補

小林寛『血界戦線 & BEYOND』『うしおととら(共同)』『とんがり帽子のアトリエ(予定)』

感情描写と演出バランスに長け、医療ドラマのような“静と動”をコントロールできるタイプ。演出力と現実的なアサイン可能性のバランスが高い。


山本靖貴 『Dr.STONE』『ジョジョの奇妙な冒険(第5部演出)』『東京24区』

医療・科学・心理ドラマに強く、シリアス演出と情報処理能力が高い。スケジュールが合えば非常に有力。


三條なみ (旧名:三條なみ子)

『異世界おじさん』演出/構成協力、『ダイの大冒険』演出

女性キャラの心理演出や繊細な感情変化に強みがあり、医龍の人間ドラマ部分を丁寧に描けるタイプ。新鋭だが実力派。演出力


構成吉田玲子『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』/人間ドラマの名手

瀬古浩司『BANANA FISH』『チェンソーマン』/海外層意識した展開


■監修・協力体制

医療監修:大学病院外科医チーム(仮)+麻酔・看護・救急各科

機材協力:日本光電、オリンパス、テルモなど医療機器メーカーとの連携調整

学術協力:医学部・看護学部・専門学校による事前検証/教員監修


■スポンサー・法人タイアップ展開

医療系企業(例:武田薬品、大塚製薬、テルモ、日本光電)とのコラボ・監修

専門学校・医療大学とのタイアップライセンス(教材化・講義使用)

病院法人:広報・教育利用としての法人契約(例:DVDパッケージ販売)

行政/学会/医療展示会への提供(教育ブース・PR上映)

※『働く細胞』やNHKの健康番組など、企業タイアップや学術ライセンスの実績多数あり。


■収益モデル・回収計画

項目回収想定(概算)

国内TV/配信3~5億円(サブスクとの共同出資・独占配信契約など)

海外配信ライセンス2~3億円(アジア+欧米圏)

教育機関向けライセンス300~1000契約(3万~15万円/契約)で最大1億円以上

医療法人・企業スポンサー監修費・PR費含め5000万~1億円規模も可能

Blu-ray/書籍展開5000万円~

合計8~12億円以上見込(黒字回収可能ライン)


■まとめ

『医龍』のアニメ化は、アニメファン/医療関係者/教育機関/海外市場を同時に巻き込む可能性を持った稀有なプロジェクトです。

原作の強力なブランド力と、社会性・教育性・エンタメ性を兼ね備えた本作は、今こそ新たな形で映像化されるべき作品です。


──命を救うのは、技術か、覚悟か。

その問いを、世界中の視聴者と共有する時が来た。


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