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リバージ大会 3 それぞれのお昼休憩

えっと……単純に栄誉バランスが悪いのとストレスが原因と診断された長期の下痢で、この1話しか、書けてないです……。


自己管理が甘かったなとつくづく体感しております。


今後は体調管理により一層気をつけて行きますのでお許しください。


一応来週までには、この物語1話と、前世編1話出して、その後は7月のどっかに前世編1話、月末に両方2話ずつ出して、出せなかった分を取り戻すので!


それでも体調不良を感じたらそちらの治療専念して、投稿遅らせたりしますのでご了承下さい。


一応最近はちゃんと食事考えてたおかげか調子いいし、このまま続けたら問題はないと思うけどな……


私は予選の部が終わったのでメリアナに案内してもらいお昼の休憩をとっていた。


休憩中に私に会いたいという人がいると、メイドの人が伝言に来たので、私はもしかしたら同郷の人が………と期待したけど、私をただの小娘と判断したクズ商人が取引にきただけだった。


とりあえずその商人の属する商会との取り引きは今後行わないと突きつけ返してやった。


『我が商会に貢献する名誉を踏みにじるとは、何事だ!』とか叫んでたけど、貴方の商会より私のラスベガス商会の方が人脈含めて資金力も上ですよ?


これでも私、他の商会の情報や、他領の状況に、流行の現状把握とか徹底してますから。


例として、不作になりそうな領を予測して、食料を送る準備をしたり、他の商会と手を組んだり、お互い損をしないような交渉とか色々しましたよこの1年で。


最初は表立たないつもりだったけど最終的にはラスベガス商会の代表になるのだから場数を踏める内に踏めとお父様に言われたのだから仕方ない。


そんな事を思い出しながら13人目のクズ商人を同じやり方で突き返す。


流石に多すぎない? しかも同じような内容の取り引きで、著作権諸々全て寄こせ的な内容ばかりだし……。 次から次へと来るから、休憩になっていないんだけど……。


その後も取り引きを申し出る商人の後が絶たないので代理の方に任せて、今度こそ私は休憩にはいる。


丁度お昼ご飯を食べ終えたくらいで、休憩時間が終わり、私はメリアナと一緒に会場へと戻る。


戻る最中に、商人との取り引きはどうだったか聞くと、一人だけはまともな商人で、この国以外の他国に売るための商品を卸してくれないかの交渉だったらしくOKしたそうだ。


裏を返せば残りは全員クズになるんだけど、この国の商人ってこんなにクズ多いのかな?


今後の商売も注意して動かないと危ないかもしれないな。


今はこの後の大会の方が先なのでこの事は棚に上げておく。


さて、この後は決勝トーナメントだが、メリーとソフィー緊張とかしてないかな………。






        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆






メリアルにお昼の食事をする場所に案内してもらい、お食事処に付き、木造の古い建物だなと思いながら、中に入る。


内装は貴族用のお店なのか外見の木造建築からは想像できない程きらびやかだった。


私は「おー」と感嘆の声を出しながら、店内を見て回ろうとしたが、メリアルに手を引かれて予約してたであろう席に座らされた。


私としては今すぐに見て回りたいと目で訴えかけるが、駄目ですとメリアルも目で訴えて来る。


そうこうしてる内に料理が運ばれてくる。私は渋々と昼食を口に運んでいく。


お姉様と今まで一緒にご飯は食べていたのでなんだか少し寂しく感じるなと思ってると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「カリリナ、お昼の用意を忘れてて、このお店に行く事になったけど、中が外見に比べて圧倒的に豪華でいいじゃない!」

「そうですね。急遽直ぐに予約を取れる店でここを選びましたがアタリだったようです」


カリリナって確かソフィーの専属メイドの名前だよね……何度もあった事あるし聞き間違いじゃなければ……。


そう思い私は後ろを振り返ると、カリリナと………誰だろ?顔は見えないけど後ろ姿はソフィーそっくり。けど、髪の色が違うし、別人かな?


けど、カリリナと一緒に来てて、声もソフィーそっくりだしな……もしかして私とお姉様みたいに双子だったのを隠してたとか?


色々と可能性を出してはウンウンと悩み、話しかければ解決すると思い、彼女の肩を軽く叩いて、肩にかけた手の人差し指を伸ばす。


すると、彼女は肩を叩いた方向へと顔を向け、そのまま人差し指が彼女の頬へと指さる。


「ソフィー、貴方もここに来たのね!」

「どうして分かった……じゃなくて、何するんです! フローラだけでなくメリーまで……あっ!」

「やっぱりソフィーだー!」


私は勢いよく抱きつき、ソフィーはそれに耐えようとなんとか踏ん張るが、耐えきれずに倒れそうになるが、カリリナが支えてそれは免れることが出来た。


「それにしてもソフィーも王都に来てたんだね! もしかしてソフィーも大会に出場してたりする?」

「ええ! それと、ここに来る途中で決勝の勝ち上がりの表を見てきたのですが、貴方と当たるのは準決勝のようです」


その後私達は、積もる話がお互い沢山あるので、はしたないが、食事をしながら会話していた。メリアルとカリリナがソフィーの変装が下手やらなんやら話してたけど、そんな話が頭に残らない程私とソフィーは会話に夢中だった。


楽しい時間は早く過ぎるとお姉様が愚痴ってた時があるけど、共感出来るなと、早くも訪れた休憩終了の合図の鐘が聞こえてきて、もう少し話したかったなと思いながら4人で談笑を交えながら会場へと向かうのだった。


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