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誕生日 町の散策……?

翔 「よし! 初感想も貰ってモチベ上がったし、次のテストまで毎週打筆活動頑張るぞーー!」


塾の先生 「10月の18日テストですので勉強して下さいね」


翔 「へ?」


という訳で来週また投稿をお休みさせて頂きます! どんだけ受験生にテストさせたいんですか! それに今日投稿してるけど地味に明日も明後日もテストあるんですよ! テスト嫌だ〜〜〜!


現在物語で遂に戦闘シーンを描く事を決意しました。ただしそれは次話になります。分割しないといけないほど長くなったので……

さて、初めて町の中を歩いていたのだけど1つだけ言えるなら言いたい。


「私は女の子だ!!」

「え、嘘! こんなカッコいいのに」

「ミカくん男の子じゃないの? どう見たって男の子じゃん」

「私はそれでも……いいかも……」


私は、女の子に囲まれて、取り合いをされている最中である。


あれ? 私たち町を見回るという計画はどこへ行った? それにメリアルたちもいない……なんで………?


それは小一時間程遡る……。





街に入った私たちは貴族だとバレないように偽名を決めていた。と言ってもメリアルたちを『お姉ちゃん』、私は『ミカ』それとソフィーは『拙』………え? 『拙』!? ってなったけど和の国の漢字を知ってるか元日本人じゃなきゃ『セツ』としか伝わらないから普通に名前に聞こえるから大丈夫かな?


最後にメアリーは『シーナ』である。名付けは私で由来は

メリー→メリーさんのひつじ→羊→シープ→シーナ

である。我ながら良いネーミングセンスだと思うんだよね。


その後は、メリアルたちの案内されながらゆっくりと町を見回っていたんだよね……。


メリアルたちに、「「お姉ちゃん、あれ……買ってくれない?」」と、シーナ(メリー)と一緒に甘えて陥落させてみたりした。あんなデレデレしたメリアルたち初めて見たよ。やっぱ妹は偉大なんですね。


魔石の着いた小さな指輪などアクセサリーとか買ってもらいながら町を歩いていると、人混みの中で耳に尻尾の付いた人影が……。もしかして獣人!? そう思い、私はメリアルたちの目を盗みその人影を追う。


何故そうしたかって? モフる為以外理由なんてありませんよ?


そして、獣人に追いついた。といっても、数メートル距離は開けてるけどね。ストーカー? 誰のことでしょう?


見た目は赤の髪にピョコンと付いてる犬耳にモフモフな尻尾の女の子。年齢は……5〜7歳辺りかな。服装はかなりボロボロだけどこの町はスラムとかは無いように働き口に困らないよにとか、色んな政策をお父様がしてた気がするんだけどな……。


獣人の女の子はキョロキョロしながら町を歩いている。彼女の視線の先は……どれも高貴そうな人ばかりだな。貧乏で高貴そうな人を見ている……まさかスリでもするつもりか?


ついて行きながら様子を見ていると、彼女は足を止め、急に後ろを振り返った。


私はストーカーしてるのがバレないように偶然同じ道を歩いてるのを装う為に足を止めずに彼女の方へ歩く。


すると彼女は私の腰に付けてある袋に視線を向けるとこちらに向かって歩き始めた。


私は完全にスリのターゲットにされたと確信し、ワザと盗られる事にした。


そして獣人の子は私にぶつかり、その瞬間に私の袋を盗った。


私はそのまま通り過ぎようとする獣人の子に向かって「ドロボー!」と叫ぶ。


その声に驚いてビクッと飛び跳ねた後、その子は一目散に駆け出した。


ちなみに袋には、私の魔力を無魔法で纏わせて、空間魔法で私の魔力の場所が分かるようにする、いわゆる発信器的なのをくっつけたので問題無い。


これの欠点はその対象が離れれば離れる程無魔法の維持の魔力消費が激しくなるのと、空間魔法で探知出来るのが手加減で、範囲が結構狭まっていて10キロ以上の所を現在半径1キロぐらいしかないことである。(コ○ンの追跡メガ○より狭いって……)


一先ず何処に向かうか分からないのでその子を追いかけて、できるだけ距離を離されないようにする。


獣人だからか、走るのが速く少しずつ距離が離れていく。身体能力強化を使いたいが、使おうとすると維持に魔力消費量がヤバかったので使ってない。


そして、気がつけば距離は800メートルぐらい離され、姿も見えなくなってしまった。


それに身体は幼女なので前世と同じペースで走ろうとしていたので体力も限界に近い。風魔法で酸素を肺に多めに送り込んでいるけど焼け石に水みたいだ。


このまま範囲から出られて、流石に見失うのはまずいと思ったが、急に向こうが減速した。おそらく私を撒いたと思ったのだろう。


そのまま対象は、別方向に移動し始める。方向はこちらに近づくな様なルートらしく私は足を止めて近くの石造りの家の壁にもたれ掛かり休憩する。


息を整えながら、対象の移動先を見ていると途中でピタリと止まった。


その後少しは移動したりするもののそこから移動しないのでここが獣人の子の家か隠れ家的なのがあるのだろう。


私はそこへ歩いて移動する。距離的に200メートルくらいなので直ぐに着いた。


たどり着いたのは……パッと見宿屋かなと思ったが多くの子どもが周辺で遊んでいる。その子たちの服は少しボロボロに見えるし……まさかここ孤児院か? けど孤児院の子が窃盗する程支援金不足なのか?


私はそんな事を考えながら、孤児院の近くまでいく。


周りの子どもが「あの子だれ?」「新しい子?」「カッコイイ結婚する」

とか聞こえてくる。ん? 最後のおかしくなかった?


気のせいだと決めつけ、入口のドアを開け中に入る。


中には数人の子どもと、シスターみたいな服を着た20代くらいの女性とあの赤髪の獣人の女の子がいた。


部屋の造り的に勉強机にイスに……あれがこの世界の黒板かな? タブレットくらいの大きさしかないけど……あ、人数分あるからノート的な用途か。


てことはココは孤児院でいいのかな? 学校の可能性も無くはないけど……。


とりあえず私は毛だらけの床を歩いて獣人の子に向か……毛だらけ? え? 何この床は? 毛とか毛玉多くない?


確かにあの獣人の子以外にも何人か狐やネコの耳と尻尾を持った子も見たけど、ここまで抜け毛って酷いんだね……。まぁ気にしなくていいか。


私は気を取り直して獣人の女の子に歩み寄る。


獣人の子は、「どうしてここが……」と口をパクパクさせて少しずつ顔が青ざめている。


「あら、君はどうしてここに来たの? もしかして独り?」


シスター服の女性が訪ねてきた。私の身なり的にはそう見えないと思うけどここに来る子は基本そういう子だと思うだろうし。


「違います。その赤髪の獣人の女の子が俺のお金を盗まれて追いかけてここに着いたんです」


一先ず貴族のお金を盗んだと分かったらパニックになるだろうしここは男の子を演じる方向で行く。


「ねぇ? フレイア、私が聞いたときはお手伝いで給料として貰った言ってたけどどういうこと?」


シスター服の女性は笑顔でフレイアという子に問いかけてる。笑顔だけどハッキリ言って怖い! 多分あの威圧だけでそこら辺の虫なら瞬で殺せるぐらい怖いぞ!


そして獣人の子は震えながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と涙を流し始めた。


そして女性は、フレイアの手にある私の袋をこちらに持って来て渡してくれた。


「ホントにごめんなさい。まさか盗んだお金とは思わなくて……これからはしないように説教をしておくから許してあげて…欲しいの」

「悪いけど何故盗んだかさえ分からないのに相手の謝罪も無くハイそうですかとは言えません。それと貴方の名前も教えて下さい」


本音はフレイアの謝罪より盗むまで追い詰められてるこの孤児院の金銭問題を聞きたいかな。


「あ、そうね。まず私の名前はシルエよ。それと……フレイア! この子に謝って!」

「は……い……」


フレイアは愚図りながらこちらに謝った。相手は子どもだし私も許すと伝えて、本題となるだろう孤児院の金銭事情を聞く。


「確か、孤児院はお父さ……じゃなくて領主様が支援金を十分な額を払っていると聞いた覚えがあるのですがどうなっているのですか?」

「それは……」「おいっ!!!」


バンッ! っと扉を勢いよく開ける音がして振り返ると如何にも悪役みたいな顔をした男3名がこちらに向かって歩いてきた。


「おらよ、これが今月の支援金だ」


そう言って男の一人がお金が入っているだろう袋をシエルさんに差し出す。


シルエさんが中身を確認して、チラリと金貨が詰まっているのが見えた。


金貨って確か日本円で1枚1万円くらいだったから枚数的に30枚辺りかな? へ? 私がここに来て見てきた子供は少なくとも10数人はいたはず! 


少なくとも毎日十分な食事を摂るのにこの金額の2倍は必要になる。これでお父様がこの金額で事足りると思っているのなら今すぐ帰って娘に言われたくない言葉10選を喰らわせてやる。


「すいませんが、これでは子どもたちのご飯さえまともに……」

「あっ? なんだ? お前らの為に領主様が無償で渡してくれる金に文句つけんのか?」

「いえ……そういう……訳では……」

「なぁなぁ、そんなに金が欲しいなら俺たちと今日の夜付き合えよ。そうしたら少しは増やしてやってもいいぜ」


う〜ん、ここで、領主様にお願いするのでは無くコイツらのお金で金を増やすと言ったので、ここで私は確実に支援金を着服してると確信する。


疑ってごめんねお父様。後悔も反省もしないけど。


「ねぇ、貴方たち、おと……領主様の支援金を着服してない? どう考えても領主様がお金をここまで減らす様な人には思えないのだけど?」

「なんだぁ? 見た所ここのガキじゃねぇな。そもそも文句あるなら領主様に言えよ、金足りないから金を寄越せってな! それに着服した所で男爵家の俺様たちと平民のお前らじゃ信用されるのは俺たちだぜ! ガハハハ!」


男どもが腹を抱えて高笑いして、その姿に私はこのまま正体明かして絶望させてやろうかと真剣に考える。よし、とことん遊ぶか。


「別に領主様のお屋敷の前で貴方たちの事大声で訴えたら少なくとも捜査は入ると思うけど?」

「あ? そんな舐めたことするならこっちはこうするぜ?」


そう言うと男たちは腰に付けていた剣を手に取りこちらに向けた。


「そんな考えができないように俺たちが徹底的に教育してやんよ!」


え? しかも脅しではなくそのまま私に斬りかかって来るの? しかもその剣の軌道どう考えても私致命傷負うコースだよ? 私が誰か知らないとはいえ馬鹿なのコイツら? とりあえず鎮圧させるか。


そして、私のこの世界での初戦闘が始まって………終わりました。


えぇものの5秒で終わりましたよ。身体能力強化をして、剣を躱して男の弱点を殴ったり蹴るだけの簡単なお仕事でしたよ。


元勇者の戦闘経験量を舐めては駄目ってことです!


その後孤児院の倉庫にあった紐でこいつ等を縛りあげた。


その一部始終を見ていた子どもたち(主に女子)が私に駆け寄って来た。どうやら私のあの戦闘で惚れたりしたらしい。


そして今に至ると。なるほど、なるほど。


あれ? メリアルたちとはぐれたの私のせい? まぁそれでここの問題解決できそうだしいいよね? 


そうやって女の子とワチャワチャしてて気を取られたのが悪かったのだろう。


パサリ、と音がして「こっちを見ろ!」と男の声がした。


見ると男が土で作った剣を持ってシルエさんの首に当てていた。


「さて、俺たち言うことに従って貰うぞクソガキどもめ」


私はシルエさんを人質にされたのであった。

どうでもいい話


投稿3分前のギリギリでサブタイトルが仮タイトルとして使ってる『あ』のままになっていることに気づいて急いで変えた。サブタイトル即興になったけど特に問題ないと……思いたい。

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