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其の2

一通り打ち合わせも終わって

帰りの車の中で俺は相方に聞いてみた。


「なぁ…彼女が言ったコトバ

気になんない?」

「…。」


相方は資料に没頭中。


「おい!聞いてる!?」


「何?何が気になんの?」


相方、既に作品構想中らしく

やや不機嫌…

俺の相方、すんげーいい奴なんだけど ちと短気なんだよね。

「だからさぁ、彼女が言ったじゃん?『お二人が創って下さる曲が流れるドラマで〜』って」

「それの何が気になんの?

普通なんじゃない?」


「いや!初めてだよ。あんな風に言われたの…。」「まぁ…確かに過去にはないね。」


「だろ?」


「だからって、深く考えなくてもいいんじゃない?」


「…。」


「とにかく、1ヶ月しかないけどさ、良いもの創ろう。」


「…だな。」


そうなんだよ…

猶予があまりないんだよね。


集中力を曲の方に切り替えないと。


自宅に着いて 早速1話目を観た。

そこに映し出される彼女は、

何時間か前に見た彼女とは別人だった。

1話目から結構濃厚で、台本見る限り この先もかなりドロドロの濃厚っぷり…


《やべ…ちょっと難しいんじゃないの?》俺の内なる声。 このドラマに負けないような

でも、邪魔になっちゃいけないし…。


何度か台本を読み返し、情景を作り出し、詩を考えないと。


《あいつが持ってくる曲、聴いてからにするかなぁ…》


俺たちはユニットで、俺がボーカル。相方はギター。


詩は主に俺。

曲は相方。

俺も曲つけたりする。


今回は、詩よも先に俺の頭の中ではメロディーが浮かんでた。その音も持って、明日から缶詰だろうな。

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