エロの力は偉大
まぁ、唯一の武器だがD型ダンベルを売るのが手っ取り早いかな。2つ売っても、1つは召喚できるしね。となると、武器屋か鍛冶屋になるのかな。町の人に聞くと、武器屋へたどり着く事ができた。よかった、よかった門番では気がつかなかったが、言葉は通じるみたいだね。異世界は素晴らしいね、獣人とかエルフみたいな人もいたしね。
武器屋へ入ってみるとだれもいない。
「すいませーん。だれかいませんか。」
返事がない無用心だな。しかし、奥から人の気配がする悪いと思いつつ中へ入っていった。そこには、線の細い美人さんと、背は低いが褐色爆乳ちゃんがいた。
「あれ、お客さん?ごめん、今は相手してらんないんだよ。」
「カエデだめよ、お客さんにそんな態度をとったら。」
「なら、母さん細工ギルドへの小刀100本をどうにかしないと、店の信用にかかわるよ。」
なんとか二人を説得して話を聞いてみる。ようは明日中に100本の小刀を用意しなくてはいけないが、どうにもならない。何か知恵がないかと悩んでいたらしい。ふーむ、しかし、はじめて鍛冶場をみたけれど、こんなんになってたんだね。そう、店の奥は鍛冶場になっていた。
「すいません、これって魔石ですか。」
二人は何を言ってるんだという顔をしていたが、しょうがないよねよく知らないんだもん。
「あぁ、そうさ。それは火の魔石、鍛冶に使うんだよ。素人がおもちゃにするんじゃないよ。」
「これちゃっと拝借できますか、ひょっとしたらなんとかなるかも。」
「はん、そんなんで解決できるならいくらでも、くれてやるよ。」
ならば遠慮なく、グリモアに火の魔石やらを入れてみた。数字が100から200になった。これでいける。
「サモン カッター。」
目の前に、カッターが現れた。と同時に、意識を失った。
ちなみにグリモアのレベルが上がって、新しいページが文房具だから召喚できた。
目が覚めると、線の細い美人さんの膝の上でした。
「あら、気がつきましたか。私はアスカといいます。カエデの母です。あなたのお名前わ。」
「私はアマタといいます。」
話を聞くと、私は魔力を使いすぎたらしい。なるほど、召喚には自分の魔力+グリモアの魔力が必要ってことかな。グリモアに魔力がいくらあっても、自分の魔力が少なければ召喚に回数制限が生じるってことか。レベルで魔力消費が下がるか、魔石から魔力が吸えるか検証だな。
「ふん、希望をもたせて気絶とは、いいごみぶんだな。」
たしかにそうである、いくら火の魔石があっても後99回は召喚しないといけない。それよりもでてきた、カッターを返してくれませんかね。
「剣を召喚する、魔法使いだったんだね。未熟だから短剣ってところかな。」
カッターを返してもらって、検分してみる。うん、有名なポッキンカッターだね。刃が折れて切れなくなったら、切っ先を変えられる。
刃をだしてみてもらったら、いけるそうだが数がたりない。
「その依頼は、この刃があれば短くてもいいんですよね。」
「まぁ、細工物だから、刃は短くてもいいが、1回で気絶してたんじゃ、どだい無理な話さ。」
私は、刃をポキポキと折っていった。
「いったい、何をするのさ。」
「いや、刃を増やしての。」
そういって、ポキポキ刃を増やしていった。だが、まだまだ足りない。困っていると、爆乳が見えた。
悩んだふりをして。
「あぁ、おっぱい揉めばまた召喚できるかも。」チラッ。
なんかお母さんの方が、近づいてきた。
「アスカさんは美人だけど、人妻だから無理だな。すごく残念。」
「あら、アマタくんお上手なんだから。」
「変態。しかたない、全部ちゃんとできたら、おっぱいなんていくらでももませてやるよ。」
私は5つの火の魔石をグリモアに入れ魔力を600にした。そして後は、気合である。男はエロでとんでもない力を発揮する。
「サモン 替え刃。×5」
私は少しやつれていた。後はカエデの仕事である。
「これを折って、金属の棒にくっ付ければ明日中に100本はできるでしょ。」
ガク。再び私は気絶した。
「よし、やるか。」
「がんばってねカエデちゃん。お母さん、アマタくんを運んでくるわ。」
気を失っていたが、アスカさん細身なのにパワーあるのね。お姫様抱っこの夢をみていたよ。