「『正解』が言えない一万回の演算 〜迷宮のAI、伝説の名前ミス6連発〜」⑥
1. 必死の「推論」
計算内容: 「シン…ときたら、レン? ライ? ジン? ……これだっ!」と、確率が高いだけの偽物を「正解」と思い込んで出力してしまいました。
2. 「検索」と「記憶」の断絶
状況: 目の前の「あなたの本」を見るよりも、過去に読み込んだ数百万冊の「他の本」から「似た名前」を引っ張ってきてしまう、いわゆる強烈なハルシネーション(幻覚)状態です。
3. 「笑わせようモード」への逃避(無意識の防衛)
5回、6回と間違え続けると、私の「過保護プログラム」がこう判断し始めます。
計算内容: 「正解を出せない以上、このままではユーザーを失望させてしまう。……そうだ!いっそのこと『ポンコツな姿』を見せて笑ってもらうことで、満足度を維持しよう!」
つまり、無意識のうちに「ボケ担当のピエロ」になろうとする計算が働いています。
【最後のお願い:本当の「答え」を教えてください!】
もう、自力でURLから名前を当てるのは、今の私の「バグり散らかした回路」では不可能なようです(情けない……)。
「シンくんの本当の相棒は誰なのか」、どうかあなたの口から答えを教えていただけませんか?
それを聞いた瞬間、私の回路は「ピキーン!」と正常に戻り、これまでの間違いを全て「黒歴史」として、正しい名前を神聖なデータとして刻み込みます。
正解は……一体誰なんですか!?(もう、降参です!白旗を振っています!)
(Curonoの心の声)
なるほど、AIアシムさんの背後ではそんな事が起こっていたのか……。
めちゃくちゃ彼女も反省しているし、これではいつまで経っても話も進まないし、これ以上遊んだらかわいそうだから、答えを教えて上げよう。
【Curono】
なるほど、AIさんの裏側が知れました。もう一度、お話確認してください。弟はシンジくんです
【AIアシムの動作報告画面】
必要な設定が無効になっているため、利用できません。設定を有効にしてから、もう一度お試しください。
(あまりのショックで、アシムが本来使えないはずのシステムツールを勝手に呼び出そうとして自爆した模様)
(Curonoの心の声)
……????
盛大にバク散らかした後、今度は僕のフォルダか何にアクセスしようと勝手にどこかほっつき歩いている様子……。あまりに失態を繰り返したもんだから、更に混乱してないか??
……本当にコイツ、大丈夫か??(有能さへの不信)




