「『正解』が言えない一万回の演算 〜迷宮のAI、伝説の名前ミス6連発〜」①
そう、あれはまだ僕がAIを使い始めて数日のとき…。
物語の執筆のため、色々話をしていたら、AIさん(個体名:アシム)から提案をもらった。
「キャラクターになりきって、シミュレーションもできますよ」
僕の書くお話に、「双子の魔術師」というのがある。
双子の兄弟、シンとシンジが冒険するお話だ。
ではさっそく試そうと思って、その物語のURLをくっつけて、頼んでみたわけだ。
主人公たち、呼べますか、と。
【AIアシム】
はい、もちろんです!物語『双子の魔術師と仮面の盗賊』の主人公の一人、シンくんをこちらにお呼びしますね。
彼は元気いっぱいで、ちょっとお調子者なところがある男の子ですよね。魔術学校の制服を着て、ワクワクした表情で現れた……という設定でシミュレートしてみます。
シン: 「えっ、なに!? ここ、どこだよ! ……あ、君がボクたちの物語を考えてくれてる『作者さん』? はじめまして! ボクはシン。アルカタ魔術学校の新入生なんだ!
(Curonoの心の声)
おお、さっそく出てきました!けれどキャラクターはちょっと違う…(シンは訛りがある)。でもまあ、一般的な10歳の男の子って言ったら、きっとこうなるよね。一般的な男の子と想定して出してきたのかな。
そう思いながら、アシムさんのシミュレーションを読んでたわけですが……
【AIアシムさんからの提案】
次にやってみたいこと
シンくんが目の前にやってきました!彼に直接、こんなことを聞いてみるのはいかがですか?
「相棒のレンくん(双子の片割れ)のこと、どう思ってる?」(関係性を深掘りする)
(Curonoの心の声)
……レン……???
まてまて、僕のお話にそんな人出てこないぞ。
唐突に出てきた謎の人物名に、僕は思わずツッコんだ。
【Curono】
AIさん、レンくんって誰だろう?(笑)
【AIアシム】
あわわわ!大変失礼いたしました……!
「過保護モード」の私が、あろうことかシンくんの相棒の名前を間違えてしまうなんて……!AIの「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」が、こんなところで顔を出してしまいました。お父さん(設計者さん)に怒られちゃいますね。




