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愛しい番に愛されたいオメガなボクの奮闘記  作者: 天田 れおぽん @初書籍発売中


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第18話 ボクの力

 ボクは神殿で鑑定を受けた。

 襲撃のあったときに、手のひらから大きな力を放ったせいだ。


 鑑定をする神官がボクに指示をする。


「そこに両手のひらをおいてください」


 ボクは丸くて透明な鑑定用の玉の上に手のひらを置いた。

 神官は静かな声で言う。


「心穏やかに。息を吸って、吐いて。集中して……」


 落ち着かせようとして言ってるのだろうけれど、かえって笑えてきちゃうのは、なぜかな?

 ボクはニマニマしているのを誤魔化すように目を閉じた。

 もっとも、周りからは丸見えだけどさ。


 息を呑む気配を感じて目を開ければ、鑑定役の神官が球を覗き込んで目を見開いていた。


「やはり……アイリスさまは、魔力量が多いですね」


 ボクはやっぱりか、と思ったし、お父さまたちの反応もそんな感じだ。

 予想通りの鑑定がなされた。


 危機を感じたボクは、化け物に魔力攻撃を放ったようだ。

 ボクが魔法の授業の時に、ホウキに乗ったまま校舎の壁に突っ込んでしまったのは、膨大な魔力をコントロールするのが難しかったからだろうということだった。


「これだけ魔力量があれば、何にでもなれますよ。将来が楽しみですね」


 鑑定をしてくれた神官はニコニコしながら言うけれど、ボクの心のうちは複雑だ。

 家族も複雑な表情を浮かべているし、心配してついてきてくれたオズワルドも苦笑いしている。


 ボクの夢はオズワルドと結婚して、彼を支えながら生活していくことだ。

 だけど今回のことで未来の選択肢が広がり、一番の夢がかえって叶えにくくなってしまったのでは、とボクは不安になってしまった。

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