表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

タイトル未定

作者: かなぷ

「ずっと一緒だよ」

「絶対離さない」

そう言ってまた1人 私の前から消えてった

あたしのなにがだめなの?

あなたが好きな髪型にした

あなたが好きな服装にした

あなた好みの女になったのに…


もう男なんていらない

男なんて信用しない

そんなとき あなたに出会った

あなたの前では素の自分でいれたの

ありのままのあたしを受け止めてくれる

そんなあなたが大好き


付き合った頃は毎日のように電話して

連絡も取り合ってた

愛し合ってる そう思ってた

だけどそれはあたしだけ

どうしたらあなたは…


腕を折っちゃえばいいんだ

脚を折っちゃえばいいんだ

そしたらあたしだけの…

あれ? あたしこんな重いおんなだったっけ?


ねぇ今なにしてるの?

ねぇなんで連絡返してくれないの?

ねぇなんで電話に出ないの?


あなたも他の男みたいにあたしの前から消えるの?

そんなの絶対許さない

「俺にはお前だけ」

「お前は俺のもの」

「何があっても絶対離さない」

そう言ってくれたのは 全部嘘だったの?


なんでなんでなんで?

あたしの頭の中にあるのはあなただけなのに

あなたの中もあたしでいっぱいにしてよ

他の女なんてみないで

他の女の話なんてしないで

あたしがいれば なにもいらないんでしょう?

どうしたらあなたはあたしだけの物になるの?

あたしがいなきゃダメだって

どうしたら…


耳を聴こえなくしちゃえばいいんだ

目を潰しちゃえばいいんだ

脚を腕を 全てを切り刻んで…

あれ? あぁ 気づいちゃった


‘‘殺しちゃえばいいんだ”


あなたに愛されながら

あなたを愛しながら

狂った沢山の愛をこのナイフに込めて

あなたに向けて振り下ろす


いっぱいの赤が 綺麗な赤が

あたしの身体に飛び散って

あぁこれで あなたはあたしだけのもの




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ