タイトル未定
「ずっと一緒だよ」
「絶対離さない」
そう言ってまた1人 私の前から消えてった
あたしのなにがだめなの?
あなたが好きな髪型にした
あなたが好きな服装にした
あなた好みの女になったのに…
もう男なんていらない
男なんて信用しない
そんなとき あなたに出会った
あなたの前では素の自分でいれたの
ありのままのあたしを受け止めてくれる
そんなあなたが大好き
付き合った頃は毎日のように電話して
連絡も取り合ってた
愛し合ってる そう思ってた
だけどそれはあたしだけ
どうしたらあなたは…
腕を折っちゃえばいいんだ
脚を折っちゃえばいいんだ
そしたらあたしだけの…
あれ? あたしこんな重いおんなだったっけ?
ねぇ今なにしてるの?
ねぇなんで連絡返してくれないの?
ねぇなんで電話に出ないの?
あなたも他の男みたいにあたしの前から消えるの?
そんなの絶対許さない
「俺にはお前だけ」
「お前は俺のもの」
「何があっても絶対離さない」
そう言ってくれたのは 全部嘘だったの?
なんでなんでなんで?
あたしの頭の中にあるのはあなただけなのに
あなたの中もあたしでいっぱいにしてよ
他の女なんてみないで
他の女の話なんてしないで
あたしがいれば なにもいらないんでしょう?
どうしたらあなたはあたしだけの物になるの?
あたしがいなきゃダメだって
どうしたら…
耳を聴こえなくしちゃえばいいんだ
目を潰しちゃえばいいんだ
脚を腕を 全てを切り刻んで…
あれ? あぁ 気づいちゃった
‘‘殺しちゃえばいいんだ”
あなたに愛されながら
あなたを愛しながら
狂った沢山の愛をこのナイフに込めて
あなたに向けて振り下ろす
いっぱいの赤が 綺麗な赤が
あたしの身体に飛び散って
あぁこれで あなたはあたしだけのもの