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65  52~64 までの麗子の話

今日の夕方出ます。


(52~56)

 山田1尉の機転によりすぐさま下(地面)にいる山田1尉の部下の方に連絡が行った模様。

牡鹿2尉はそのポイントにヘリを移動させていく。

地面に降り立つと車が用意してあり敬礼しドアを開けてくれましたわ。

 山田1尉は紳士全として「どうぞ、(マドマーゼル)」と先に乗るように進めてくれましたわ。さすがというところでしょうか。

 龍様もこのようにしてくれるのでしょうか? いいえ、きっと山田1尉と同様にしてくれますわ、きっと。

 そうこう考えていると山田1尉も乗り込み車が発進しましたわ。

 助手席に乗り込む山田1尉は、都度入ってくる情報を理解して運転手の部下の方に指示を出していく。

 そうして、龍様が許婚を追いかけて空の人となって30分した頃、龍様がいらっしゃる場所に到着するとワイワイといつの間にこんなに人がここに集まっているのと思う人が集まり私の大事な人を囲み、許婚はいい笑顔を劉様に向けていましたわ。

 でも、私は何よりも、何よりも龍様の無事を確認して気持ちが高ぶり我を忘れ走りより、途中で私に気がつかずこちらに来られる方を避けると同時につまずき結果的に龍様にタックルするように飛び込んでしまいました。

 一瞬で状況を理解するわたくし

 それとは違う意識にのっとられるかのように目の前の方が愛おしくて、思わず唇を重ねてしまったと同時に気づいたことがありました。

 目の前の方の頬が赤く、私の下腹部に熱く固くなったものを感じ少し厭らしい気持ちと高揚感から龍様の耳元で「嬉しいですわ」と囁いたら、とても可愛い顔をなさっていました。


(57~)

 誰かの嫉妬する視線をわずかに受けつつそれを無視して、目の前の殿方に起き上がり嗜虐心を抑えつつ楚々とした令嬢然を思い出し微笑みつつ謝罪をいたしました。

「嬉しくて、抱きついてしまってごめんなさい。

 その縺れでキスまでしてしまって申し訳ありませんでした」

 龍様は目を開いて驚き切れのいい突込みというのをいただきました。

 正直こうきれいに返されると結構面白くて嬉しいものなんだとはじめて知りました。

「いや、縺れじゃないよね!? 確り俺見てキスしたよね!?」

「あら、ばれてました? 大きくなってましたので、嬉しかったですわ」

 この人と会話するのが楽しくて、瞬間瞬間に見せてくれる反応が心地よくこの人のそばに居たいと常々思ってしまいます。

 でも、そんなことを言うと龍様は顔を片手で覆い何かを葛藤するように固まってしまいました。

 それ自体はほんの数十秒くらいの沈黙でしたが、何か龍様の中で覚悟したような瞳で私を見ます。

 私は龍様の真剣な瞳にどきりとし、顔が熱くなるのを感じました。

「・・・・・な、なぁ麗子さん」

「! ハイ、何でしょう? 龍様」

「今更こんな事を言えた義理じゃないんだけど、さっき(1時間くらい前)言った言葉はまだ有効かな? ・・・・・いやごめんそうじゃない! 

 こんな事をいえたギリではない事は解かっているつもりだけど、この本の少しの時間で君の事を気になっている自分が居る。

 だから、君をもっと知りたい。結婚とかはまだわからないけど、俺と付き合ってほしい。

 俺の彼女になってくれませんか?」

 私はこの言葉を聞いた瞬間、ただただ、感情が自分の物じゃないように発露しポロポロと涙があふれ頬が風を引いたときのように熱くなっているのがわかりました。

 私は嬉しくてそこで泣き出してしまいました。

 涙の視界にはもう龍様しか居ません。

 龍様はなぜか困り顔をして可愛く思ってしまいました。

 ですので、少しだけ冷静な部分が龍様に伝えました。

「よろしくお願いしますわ」

 周りの目に気にされている気がしましたが龍様は私を不器用ながら引き寄せ抱きしめて用としてくれましたが私の愛が一杯になり思わず私押し倒してしまいました。はしたないと思わないで下さいね。



(60)

 どのくらい立ったか解りませんが、山田1尉を龍様が呼び、茶化しつつそろそろよろしいですか、と冷静に話しかけてきました。

 そのすぐ後、私を乗せてきてくれた車が回されてきてそれに乗り込むことになりました。

 龍様は紳士然として私の手を取り乗せてくれましたわ。やはり、私の思ったとおりでした。格好いいですわ。私の王子様。視界の端に唇から血を流す許婚が居ましたがシャットアウトしました。

 その次に龍様が乗り込んできて最後に許婚殿が乗り込み私は龍様の腕を抱きつくと、腕が胸を包みましたがわざとです。

 現に龍様は何も言いませんし、顔もそ知らぬ顔していますが男の子の顔して可愛かったです。

 私は可愛い龍様を見ていると目をつぶってしまう龍様をも見ていましたがお疲れなのか眠りについていました。

 でも私は出来る女です。旦那様がお疲れなら黙って寝かせてあげるのが良き妻と思いつつ私も龍様の腕を抱きしめ幸せに目を瞑り意識がなくなっていきました。

 わずかな意識の中近くで耳障りな「グギャッ」と叫ぶ声が聞こえた気がしましたがあまり気に成らなかったのでそのまま眠りにつきました。



(61~64)

 どのくらい立ったか解りません。

 車のエンジン音は消えていました。

 私を誰かが除く気配があり、うっすらと目を開けると可愛いものを見る優しい笑顔をする龍様の顔がありましたが、私は寝ぼけながら「おはようございます・・・ぅ・・・」龍様に痴態を見せたことがすぐに頭を駆け巡り顔が真っ赤になりました。

 そうこうすると逆側にいた許婚も起きて、車から出るのを理解したのか外に出ると怒号のような号令に許婚が驚いていました。

 正直私も驚きましたが、龍様は一つため息を吐いて堂々としていました。

 ちょっとごめんといい私の腕を絡める手を退かし、外に出て行く龍様が次にとった行動が威厳のある号令を掛けました。

 それから少し話した後、とても楽しそうな笑顔の山田1尉が助け舟というような感じで口を開いていました。

 すると、士気の高いと思われる兵隊さんたちが一斉に逃げ出して行きました。

 ドンだけその訓練が嫌なのでしょうか? 疑問に思います。

 兵隊さんたちが居なくなると龍様は呆れたように笑った後山田1尉に筆頭に建物の中に入っていきます。

 5分も歩いていると副団長質に到着しました。

 そこの扉を開けると男女がイチャイチャしているのを見て一瞬、アレ? とか思っているととある女性が目に入り、色々と混乱しました。

 だって、許婚のお母様がそこに居て、秀太おじ様以外の方とその・・・あの・・・浮気をしているのを見た私の行動はおかしくないはずです。

 でも、すぐに誤解は解けました。

 まさかスズメ叔母様にご姉妹(一卵性の双子)がいらっしゃり、それが龍様のお母様でツバメ様と言われすぐに淑女の礼を採りました。

 すると、ツバメお母様は快活と笑い、私に抱きつきお嫁に来ちゃいなさいと応援してくれます。

 しかも、私と同じで旦那様であるお父様(コタツ父)に今の私同様にガンガンアピールして旦那にした。と言うお母様にが卑猥な指を作ってくれましたがお母様後任となりました。

 龍様に見られもじもじしているとお母様に頬ずりされて、もう嬉しくしていると、視界の端で龍様とお父様が親子喧嘩していました。

 そして、喧嘩も佳境になったときに秀太おじ様が入ってきました。


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