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27話 下 追いかける者 もしくは、元凶と中ボスをしばきに行くまで。 三

 ごめん。

 来週80%無理かも。

 明日多分無理と判断。今日投稿。


 さてはて、先ほどから怯える気配はするけれど、戦意を持って戦いに来る気配はない。

 フム。諦めたのか? それとも、別の作戦を考えているのか・・・・・? まあ、警戒3の休憩6、殺気感じたら、警戒9の全力スイッチ1にすればいいか。


 行きは走ったが返りは走らず蹂躙するように歩いている。

 敵に武器が無いとき、正面より戦いに行くのがセオリー。

 なぜなら、実力と持っている兵器を見せ、敵の戦意を削ぐのがこの方法だから。

 それに、下がれば撤退できる退路を作ってやる。

 恐怖すれば逃げるし、戦うにしても敵の戦力と自身の戦力と味方の強力から来る戦力を考え動かなければならない。

 さてはて、彼らはどう出るか。


「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 雄たけびを上げ、掃除ロッカーのものと思われるドアと盾に曲がり角から自衛官が飛び出してきた。

 俺は驚きつつも数発打ち込みドアが簡単に経こみ大きな音を出し気が着いた。


 この時2つの気持ちが起こる。

 一つは、うわぁぁぁ。と驚く気持ち。口には出さないけど驚いたことは言っておこう。

 で、もう一つはなる程良く考えた、見事な機転。と褒め称える。心の中で。

 

 距離の問題もあったが、次の行動に若干反応が遅れる。

 この距離からゴム弾を撃っても盾に塞がれ無意味、次の行動をするにしても間に合わない。

 肉薄とした距離まで接近される。心の中で『ちっ』と舌打ちを入れる。

 盾はドア、では武器は・・・小箒で俺は銃を叩き落とされる。

 床に銃が叩き落され強く銃が叩きつけられ、バーンと銃が暴発する。

 ゴム弾は俺でも目に追えないスピードであたりを叩く音が聞こえる。

 そしてバシバシとゴム弾が壁に当る音最後のバウンドの後、壁際に隠れていた自衛官が股間を押さえながら、生まれたての小鹿のような足取りで数歩歩いて崩れ落ちた。

 俺とドアを持った自衛官は互いにそいつを見た後、目を合わせて、身震いする。


 コンマ数量。

 俺は銃を壁際に蹴り飛ばし、目の前の男の上から来る小箒の攻撃にバランスを崩したかのように見せかけて後転で交わしつつも拳法受身で立ち上がると同時に半身になり、左足を後ろに右足を前についで右足に装備していたスタン警棒取り出し、バチバチ音をさせる。

 

 この一瞬の攻防に相手や壁に隠れていた自衛官たちの唾を飲み込む音を聞く。

 数秒の深呼吸が目の前のドア持ちから聞こえ、初動作なりに先ほど同様にドアを盾に突撃してくる。

 右足重心に左足で地面を蹴る。

 半時計回りに角度九十度避け、左足が地面についたら、右足を若干引きつつ、右手を腰の位置に溜めている。

 空手の正拳突きをするようにバチバチスタン警棒を真っ直ぐ相手の脇腹に突く。

 が、敵も去るものながら未練なくドアを捨てて、警棒を下段払いして避ける。

 心の中で下を打つ。

 相手はニッと笑っていやがる。が、それもそのはず、下段払いの反動を利用して、小箒持っていた手で抱きつこうとしてきている。

 小箒はというとドアとともに捨てている。

 相手の目的は俺を捕まえる事なら確かにそれでそっちの勝ちだが、勝ってもいないのに勝ったと思って動くのは良くない。

 そんなんだから俺を懐に入れて・・・・懐に入られて、左の太股に装備されていた、スタンガンに・・・・俺の体に隠されて見えなくなった。スタンガンに気が着かないのだ。


 「がぁぁぁ!!!」

 バチバチ! っと、音をさせて男の声が当りに響く。

 俺に持たれかかる様に、未練がましく力を失い彼は床に吸い込まれていくのだった。

 この攻防はたった一秒の出来事だった。


 息を一つ吐き、俺は彼を一つ見て、二つ目に俺を捕まえたと思って出てきた数名の自衛官を見る。

 足を一歩踏み出す。

 彼らは一歩後ろに後退する。

 二歩目は両方のスタンガンをバチバチさせて、近づく。

 彼らは先ほどの倍距離を広げ、

 瞳をぎらつかせ、バン! と足を立てさせて、ぶっ殺す!と声を上げ、スタンガンをバチバチと音をさせて本気で走り出す・・・・振りをした。

 自衛官たちは完全に戦意を喪失したのか山田一尉が居ると思われる方向に全力で走って言ったのだった。



 俺は、スタンガンをしまい、先ほど倒した手ごわい猛者にスタン警棒をもう一度当てるとビクビクと痙攣しているのを見、壁際に蹴り飛ばした銃を警戒しながら拾った。


 呼吸を整え、ゆっくりと彼らの後を追う事になった。



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