22話 麒麟 麗子 二
永らく、お待たせしました。
いくつか、報告も。
国試についてはおそらく落ちました。正直書く気力が出ませんでした。
で、今年。家族が許してくれたたので国試浪人になりました。専門学校が無事卒業可です。
一番面倒な切符を確保ということですね。
で、報告は、投稿に関してです。
私の立場が著しく弱い立場になり、書くのもこそこそしながらという状況なので、出来上がり次第入れるではなく、毎週土曜日の23時~翌1時の間(家族が寝ている時間)に投稿していこうと思います。
また、投稿できない時もあると思います。そのときはその週あきらめてください。お願いします。そして、ごめんなさい。
とりあえずは以上です。
では、どうぞお楽しみください。
目の前の一尉さんは、どうやら何処か飛んでいらっしゃるようですが理性的な紳士のようなのがわかりましたわ。
現に先生は、
「・・・・・いやいやいや! 捕まえるとかいったいどういうことですか!?
それ以前に、冷静に見えて、やっている事がぶっ飛んでいると言う事ちゃんと理解していますか!?
それ以前に虎門を捕まえる!? ええっ!! 何で!? それ人攫いではないの!?」
手を左右に振って、世にゆう突込みとか言われる言葉を一尉さんにしていてとても冷静ではない事が見て取れますわ。
しょうがありませんわね。
「先生、ちょっと落ち着いてくださいまし」
先生に私は一言言いこちらを向かせ、
「あの方は、虎門 龍様のお父上に頼まれて連れて行く。と、先ほどおっしゃっていました。用はそう言う事なのですよね?」
端的にいうとそう言う事でしょ? と山田一尉に話を振って見せた。
山田一尉は先ほどと変わらず鋭い視線を向けていますが情況を楽しんでいるのか、頬を引き笑顔で対応なされます。
「ええ、勿論。こちらの用件が済み次第部下もろとも直ぐにでもここを立つつもりです」
だっ。そうですわよ。と私は先生を見ました。
すると先生は、何とか現状を無理くり飲み込みおっしゃります。
「大体の理由は解かりましたが・・・・一つだけいいですか?」
山田一尉は無言で頷きます。
「どうして、そこまでして虎門(龍)を連れて行こうとするんですか?」
先生は何だか私の嫌いな許婚をチラチラ見つつ山田一尉に尋ねました。
どうやら、私の知らない何かが有る気がします。が、その辺は捨てておきましょう。
「・・・・うーん。正直なところ(上官の)命令だから連れて行こうとしているところは否めないですが、私個人としては憧れと期待しつつ、連れて来た兵士たちの訓練ついでにしている事も否めないのが真実ですね。」
山田一尉さんは先生の聞きたいことを汲み取り、理解し、解かる様に噛み砕きながら先生に教えて差し上げています。
が、驚きがありました。
先ほどから怜悧な眼つきで情況を楽しむように笑っていた人が、今はただただひたすらに楽しそうに嬉しそうに微笑んでいらっしゃいます。
その笑顔にクラスの女子生徒の胸を貫く何かを私は見ました。(私は違いますが)
「そっ・・・そんなの余所でやれよぉぉぉ!!!」
学校に持ち込んでまですんなよっ! と、先生は心からの叫びを言葉に乗せて喋られました。ビックリですが先生の言われる事も[確かに!]と思う事実です。
「それについては不徳致すところ申し訳ありません。
ですが、これには事情がありまして・・・・」
山田一尉は紳士然として、大変申し訳なさそうに見事な一礼なさいます。ウチの家令に欲しいくらいです。
途中から話に興味を持ち出したクラスメイト達全員が首をかしげながら、「「「事情?」」」と先を促します。
先生は気になり半分帰って欲しいところ半分で複雑な表情をなさっていました。
聞きたそうにしている生徒達前に山田一尉は困った顔をなさいます。
女性人の数人が鼻から血を出され一時パニックに・・・・・なってませんね・・・? まあ、いいですわ。
山田一尉は小さく息を吐き、少しだけですよ。内緒ですよ。と人差し指を鼻と口に当てて年上のお兄さんぽく微笑みウインクをなされます。
数人女子が意識が無くなり倒れますが、誰も気にしません。この人たち大丈夫なんでしょうか? えっ!? いい、気にしなくても大丈夫・・・その内起きるから・・・。ならいいですわね。
そして、山田一尉の話が始まりました。
2つ追加。
今週の土曜日に出る確率80%ありません。
貯蓄ができなかったんです。
あと、不定期で出すといいましたが、無理だったことは謝ります。正直、1,2話くらいは出そうとしたんですけどその時間がありませんでした。
今後長期止めることはないのでお楽しみください。




