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脳内街  作者: situ
6/10

立ち入り禁止の家

駅の反対側の住宅地に、行ってはいけない家があるらしい。

20年前くらいに建てられた、形は普通の一軒家。

人気はないが誰か住んでいるらしい。

その家はひどく汚れていて、壁に蔦が這っている。

玄関の扉は釘で打ち付けられていて、全ての雨戸が閉められている。

人が出入り出来なくなっている。

ただし、家の真裏の一階のトイレの窓から、格子を外して中に入れるらしい。

中に入ると一階はゴミの山になっている。

二階にあがると、畳の敷かれた大部屋がある。

そこに赤い着物の女がいた。

女は、この家は独立した国家なのだと力説する。

入って来たからには、ここの国民にならねばならないと言う。

話を無理やり遮って、入ってきたトイレの窓から逃げ出す。

絶対に関わってはいけない家。


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