第二章 刑事と殺人鬼
午前9:30分
ある少女が走って学園に向かっていた。
「寝すぎちゃった!急がないと!」
学園について私は入り口がしまっている事に気づく。
「あれ?扉閉まってるじゃないの!しょうがないわね!」
私は裏口に回ることにした。
裏口に着いてドアをあける。
「よし!開いてる!」
学園の中は静まり返っていて薄暗かった。
「あれ?なんか静かね..しかも薄暗いし」
突然上の階から叫び声が聞こえた。
「きゃああああああ」
「へ!何?今の?上から聞こえたけど」
私は悲鳴が聞こえた所へ駆けていった。
「図書館からじゃないの!まったく 静かにしなさいよね!」
図書館の中に入っていくとそこにはおぞましい光景が。
人が人を食べていた...
「な、何これ?人が人を...助けないと!」
私は近くにあった椅子を怪物に叩きつける。
グシャ
「大丈夫?...う、嘘!死んでる?」
だがもう死んでいた。
「茜ちゃん?」
図書室の奥の方で声が聞こえた。
茜「祐奈?」
図書室の奥の方に行くと祐奈の姿があった。
祐奈「良かった無事だったんだね!」
茜「私はなんとか無事よ、とにかく脱出しよう!またあんなのが来たらやばいから」
「うん、そうだね」
私は祐奈とともに来た場所に戻ることにした。
裏口のドアの前に行く。
「ここよ!あれ?開いてたんだけど多分風でしまったのよ」
開けようとするが...
「え!どうして?開いてたはずなのになんで閉まってるのよ!?」
祐奈「そ、そんな 嘘でしょ 私達もうここから出られないの?」
私は祐奈を落ち着かせる。
「とりあえず落ち着いてよ祐奈 絶対に他の出口があるはず、それにまだ生存者がいるから探そ!」
祐奈は少し落ち着きを取り戻すが。
「でも食べられちゃうよ!」
いつもいじめられてた祐奈を私はたすけていた、彼女はきっと私より怯えてるだからこそ守ってあげないと。
「大丈夫よ!私が守って上げるから」
「あ、うん!ありがとう茜ちゃん!」
なんとか祐奈は落ち着きを取り戻し私達は生存者を探すことにした。
薄暗い廊下を歩いてると人影が見えて来た。
「あれ?あれって人じゃない?」
「本当にそうかな?とりあえず近くへ行ってみよう」
人らしき人物の近くへ行くと突然その人がふり向いた。
だがそれは人じゃなかった、顔の皮が剥がれた醜い化け物だった。
化け物が私に飛びかかってきてのしかかる。
「きゃあ!この、離しなさいよ!」
祐奈は恐怖のあまり怯えてて何もする事ができなかった。
彼女の後ろからゾンビが迫ってきてて、怪物に襲われてる私。
もうダメだと思ったその瞬間銃声の音が聞こえた。
バンッ
バンッ
目の前の怪物の動きが止まり、私は怪物を押し倒した。
「大丈夫?祐奈」
「だ、大丈夫だけどごめんね茜ちゃん」
彼女は悪くない私が無能だっただけだ。
「い、いいのよ それより誰が私達を?」
前の方から人が来た。
「いやあ、危なかったな!良かったよ間に合って」
祐奈「誰?」
刑事さんは名乗った。
樹「俺は斎藤樹 刑事だ」
彼は刑事さんのようだ。
茜「刑事さん?でもどうしてここにいるの?」
刑事さんはどうしてここにいるか説明する。
「何でかと言うと学園長にここを調査してくれとを頼まれてね 学園内を回っていたら騒動に巻き込まれて それで閉じ込めらてね」
樹がここにいる理由を言った直後に前の方から声が聞こえた。
「おーい刑事さーん、何処に逃げたかなぁ?遊ぼうぜぇ」
ナイフをもった男が近づいて来た。
「あいつは?」
「まずい!二人共こっちだ!」
私達はとりあえず樹と一緒に一階の音楽室の楽器倉庫に逃げ込んだ。
「ふぅ、これでしばらくは安心だ!」
私はあたりを見わたす。
茜「良かった!ここにゾンビはいないみたい」
「いないね でもさっきのは一体?」
樹はさっきの男の事を話す。
「奴は人を殺しゾンビも殺して楽しむ殺人鬼だ」
茜「殺人鬼!?なんでそんなのがここに?」
私は少し怖くなってしまった。
「なにか目的があるのかも分からない」
茜「人を殺すならなんとかしないと!刑事なんでしょう?」
樹刑事は何かを思い出した。
「そうだ!学園長はここに隠し通路があると言っていたんだ!」
茜「隠し通路?」
樹刑事は楽器が置いてない壁を叩く。
ドンッ
ガチャリ
「開いたぞ!さぁ、二人共行くんだ!」
茜「刑事さんは?」
「俺は奴をなんとかするから、君達はこの地下通路へ」
私達は樹さんの言うとおりにして地下の方へ行こうとした。
祐奈「あの、樹さんは大丈夫ですよね?」
「ああ、俺なら心配いらない そこのレバーを下げれば閉めれる」
私はレバーを下げる。
「それじゃあ、気をつけろよ」
茜「ありがとう 刑事さん」
壁が閉まって行く、そして地下通路から出て音楽室へ行く事にした。
その頃樹は...
バタンッ
音楽室のドアが思いっきり開ける音が聞こえた。
「もう来たか!」
樹は音楽室の楽器倉庫から出る。
ピアノの前にあの殺人鬼がいた。
「あれれ?刑事さ~ん そこにいたのか?ヘヘヘ」
不気味な微笑みを浮かべて近づいてくる。
迫って来ているのにかかわらず樹は殺人鬼に質問をする。
樹「一つ聞いていいか?」
「うーん?なんだ?」
何も聞かず襲ってくるかと思ったが殺人鬼の動きがとまる。
「お前は高山か?あの殺人事件の」
「高山?知らないなそんな奴 なぁそれより遊ぼうぜぇ!」
ナイフを手に持ち襲いかかってくるが樹は銃で殺人鬼のナイフを撃つ。
「これでお前の武器はもうない!さぁ、言え お前の目的はなんだ?」
殺人鬼は笑い始める。
「ハハハッ、刑事さん あんた油断してないか?」
殺人鬼は隠していた銃で樹の腹を撃ち抜く。
「うっ..じゅ、銃を隠し持っていただと...」
樹は後ろに下がって壁にもたれかかり倒れる。
「あ~あ 死んじゃったよ つまんないな」
殺人鬼は音楽室の楽器倉庫の扉の前へ行って思いっきりドアを開ける。
バタンッ
「あれれ?いないな~ 何処へ行ったのかな?ヘヘヘ」
殺人鬼は楽器が置いてない所が気になった。
「ん?この壁なんかおかしいぞ! 蹴ってみるか」
ドンッ
「へぇー この壁もっと蹴られたいみたいだな いいよ何回も蹴ってあーげる」
壁を何回も蹴り始める。
「オラオラ!痛いだろ!うひゃひゃ 楽しぃぜ」
その頃茜は...
まだ地下通路にいた。
祐奈の気分が悪くなってたようだ。
「ねぇ、祐奈大丈夫?」
「うん、なんとか」
「それじゃあ行こうか」
「うん」
私達が前へ行こうとした時入り口から壁が開く音がした。
祐奈「え?開いた?もしかして樹さんじゃない?」
「いや、待ってあいつかも!逃げよう!」
私等が地下通路の出口まで走った、出口の目の前まできてレバーを上げる。
後ろの方で声が聞こえた。
「どこだょ!何もしないから 声が聞こえたんだ ここにいるのは分かってるぜ ヘヘヘ」
あいつが後ろの方から来ている。
茜「早く行こう」
「うん」
体育倉庫に入った直後壁がしまった。
ガタンッ
「ふぅ、危なかったわね」
「でも開けれるんじゃない?」
「た、確かにそうね」
私は焦りながらあたりを見回す。
そしてあるボタンに気付く。
「ん?ボタン?」
壁にボタンがありその下には紙が貼ってある。
私はそれを読む。
「緊急ボタン、このボタンをおした時三時間のあいだ2つのレバーが折りたたむ...よし!」
ポチッ
「これでもう安心?」
「三時間の間は大丈夫」
殺人鬼は...
「逃げらちゃったか レバーが折りたたたまってるなぁ しょうがない戻るか」
引き返すが戻れない。
「閉じ込められちゃったか!ハハハ!」
茜は...
倉庫の扉の前に行き隙間を覗いてた。
「ゾンビが20匹もいるわね」
「え!そんなにも」
私は階段がある事を思い出す。
「確か ここに階段があって映写室に行けるはず もしかしたら誰かいるかも」
「ナイス!茜ちゃん」
私達は階段を上がり、上の道をしゃがんで歩く。
「視力が高いかもしれないからこう言う風に歩かないと 離れちゃダメだからね祐奈」
「うん、分かった」
映写室の近くへ行くとゾンビが倒れていて頭が潰れてた。
「何これ 頭が潰れてるんだけど 気持ち悪い」
「誰かが倒したみたい」
映写室の扉の前へ行きノックする。
トントンッ
和也「誰?」
和也の声が聞こえた。
「あ、和也 茜よドアを開けてくれる?」
「茜か!今開ける」
ガチャッ
「ありがとう!」
そこには深雪もいた。
深雪は安心した顔をして私と祐奈を抱き寄せて頭を撫でていた。
「良かった!無事で」
「うん、二人も無事で良かったわ..」
祐奈「怖かったよ...」
私と祐奈はなんとか落ち着いた。
私はまだ誰かいないことに気ずく、それは悠希だった。
「ねぇ、そう言えば悠希は?」
深雪「悠希は信介と一緒に木下を探しに行ったの」
祐奈「木下さんに何かあったのですか?」
深雪は少し不安そうな顔をしていた。
「木下は行方不明になったの、それで探しに行ったのよ」
和也「もしかしたらあいつはもう...」
深雪「とんでもない事を考えるのはやめなさい!」
「安心して!きっと見つかるわよ」
とりあえず私達は悠希と信介が戻ってくるのを待つことにした。
ゾンビのうめき声が響く映写室の中で。