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ミルクキャンディー

作者: Maria

本当は分かってる。

でも今だけは。






ミルクキャンディーは甘くて冷たい。






溶けないように…






こぼれないように…






君といるとビクビクしてる私がいるの。






「そろそろ帰ろっか。」







いつそう言われてしまうのか。

君の口が開くたびビクついている私がいる。






私はいいんだよ。

今のままで充分幸せだから…






たまにしか会えなくても。




少ししか一緒に居られなくても。






たとえ君の一番じゃなくてもそれでもいいの。






それがいいの。






今の関係で全然良いから…







だからお願い。






私を嫌いにならないで…







私から離れていかないで…







好きじゃなくて良いから…







誰かのものにはならないで。







君が会いたいならどこへでもすぐに飛んで行くから。




本当のことは今は聞きたくない。






会えない夜は君からの連絡だけを待ってるの。






でも困らせたりなんてしないから。







だから終わりにしないで。







好きって言ってくれなくていいから…







嫌いにならないで…






彼女になんてしてくれなくていいから…







傍に居させて下さい。







ミルクキャンディーは甘くて冷たい…







その甘さで私をとりこにして離れられなくする。






ミルクキャンディーは甘くて冷たいの…







その冷たさで私は…

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